Basics of Engineering Science and Mechanics

Course title

B0760700

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Course description

機械系の学生として専門科目の学修を始める前に，実勢的導入科目として，システム開発の基礎を学びながら機械機能工学の全体概念を理解する．近年，機械系が扱う学術領域は非常に広くなっており，より広い分野での基礎知識を習得することが求められている．また，それぞれの学術領域などのような内容を扱うのかの概念を知ることは，各領域の詳細な知識を学修する前準備として，重要なことと考える．
本講義では，ボクサーロボットを用いて基礎特性評価と機能拡張競技会を実施することで，機械工学・電子工学・ソフトウェア工学の各領域の基礎を学ぶ．

Purpose of class

ボクサーロボットを題材に，工学的思考方法の基礎を理解する．例えば，ロボットの重心は高校の物理でその定義は理解できる．しかし，実際にロボットの重心を考慮することは，システムを運用する上において，どのような意味合いを持つのか．実際のロボットで重心位置を見つけ出すにはどうすればよいのか．知識を工学的システム内で活かす思考方法を練習し，理解を深める．機械系工学の内，ボクサーロボット拡張競技会で体験できる，機械工学・電子工学・ソフトウェア工学について，実際のシステムを触りながら基礎を理解する．グループで競技会に取り組むことで，システム構築における問題解決プロセスを体験する．

Goals and objectives

システム開発手法とその本質的な思考手法を理解する．
機械工学，電子工学，ソフトウェア工学の機械機能工学を構成する３つの基本工学の基礎を習得する．
ボクサーロボットの機能拡張を例題として，手を動かしながらシステム構築を実践する能力を養う．

Language

Japanese(English accepted)

Class schedule

	Class schedule	HW assignments (Including preparation and review of the class.)	Amount of Time Required
1.	機械機能工学とは・講義ガイダンス（進め方，評価方法）・ボクサーロボット：基礎特性評価，機能拡張競技会・ドキュメンテーション・ガイダンス・ボクサーロボットの製作１：ギアボックスの製作	各グループでミーティング	60minutes
1.		ギアボックスの完成	60minutes
2.	機械機能工学を構成する３つの基礎工学・ボクサーロボット機能拡張競技会の説明・ボクサーロボットの製作２：本体の組立て１	コントローラ，ロボット脚の完成	60minutes
2.		システム提案書の完成	120minutes
3.	機械工学・ロボットの重心，リンク機構，歩行特性・機械要素：ねじ，ナット，座金，軸（，潤滑）・ボクサーロボットの製作３：本体の組立て２	ボクサーロボットの完成	120minutes
		機械要素についての復習	60minutes
		システム基本設計書の完成	120minutes
4.	ボクサーロボット基本特性評価 ■直線コースのタイム計測 ■正方形コースの周回タイム計測 ■おもり引っ張りによる仕事率の計測 ■登坂タイム計測 ■スラロームコースのタイム計測	基本特性評価レポートの作成	160minutes
5.	電子工学・ボクサーロボットの機能拡張作業１	各種センサに関する調査	60minutes
5.	電子工学・ボクサーロボットの機能拡張作業１	システム開発計画書の完成	120minutes
6.	ソフトウェア工学・ボクサーロボットの機能拡張作業２	プログラミングの調査	60minutes
7.	ボクサーロボット機能拡張競技会	評価ドキュメントの作成	180minutes
7.	ボクサーロボット機能拡張競技会	システム評価報告書の完成	120minutes
Total.	-	-	1300minutes

Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'

	基本特性評価レポート	機能拡張関連ドキュメント	Total.
1.	40%		40%
2.		30%	30%
3.		30%	30%
Total.	40%	60%	-

Evaluation method and criteria

基本特性評価レポートを40%，機能拡張関連ドキュメントを60%とし，60点以上を合格とする．

Textbooks and reference materials

配布資料を確認のこと．

Prerequisites

力学，電気・電子学，情報学の高校範囲を復習しておくこと．

Office hours and How to contact professors for questions

講義終了後に質問を受け付ける．

Regionally-oriented

Non-regionally-oriented course

Development of social and professional independence

Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
Course that cultivates a basic interpersonal skills
Course that cultivates a basic problem-solving skills

Active-learning course

Most classes are interactive

Course by professor with work experience

Work experience	Work experience and relevance to the course content if applicatable
N/A	該当しない

Education related SDGs:the Sustainable Development Goals

4.QUALITY EDUCATION
12.RESPONSIBLE CONSUMPTION & PRODUCTION

Last modified : Sat Mar 21 11:49:26 JST 2020