Course title
N2040400,Q2040800,R2040600,V20402001
Introduction to Electronic Information Systems

tanaka naohiko Click to show questionnaire result at 2019

aiba akira

inoue masahiro

kubota aya
and more...

suzuki tetsuya

takahashi masanobu

matsuura saeko

mano kazunori

miyoshi takumi

watanabe eiji

ioka eri

nicodimus retdian

yamazaki taku
Course description
IT社会は広範なソフトエウア,電子,通信工学に支えられている.そうした分野で,現在電子情報システム学科の各教員がどのような講義や,研究を行っているかを概説する.
Purpose of class
現在のIT分野の概観を得ることを目的とする.
Goals and objectives
  1. 電子情報システムのさまざまな分野について理解を深め、概観を得ることができる。
  2. 授業で学んだ電子情報に関する技術や専門用語について、その概要を述べることができる。
  3. 課題に関する適切なレポートが作成できる。
Language
Japanese
Class schedule

Class schedule HW assignments (Including preparation and review of the class.) Amount of Time Required
1. 以下の講義内容を想定しているが,内容,順序に変更があるかもしれない.詳しくは初回の授業で示される.
全体ガイダンス(毎回の講義内容、評価方法の説明等)を行う。
シラバスの内容を確認する 190minutes
2. 「テレビジョンシステム」
テレビジョンの簡単な原理の解説と将来動向について述べる。(1) マルチメディアとは(2) 白黒テレビジョンの仕組み (3)カラーテレビジョンの仕組み (4) ディジタル放送
*NHK放送博物館のホームページを見て、放送およびテレビジョンの歴史について調べておくこと。 190minutes
3. 「医用超音波」
病院では様々な画像診断機器が使用されている。その一つに超音波診断装置があり、安全で何度でも繰り返し使用でき、動画が観察できるという特長がある。本講義では周波数の高い音を使って人体の断層像を生成する技術について紹介する。
*超音波診断装置について調べておくこと。 190minutes
4. 「天体観測」
宇宙には、目に見える恒星の他に、ブラックホールや中性子星など目には見えない天体がたくさんあります。これらの天体はどうやって発見されてきたのでしょうか?また、2012年5月には日本で金環日食が観測されます。身近な天体現象にもふれながら、宇宙の天体がどうやって観測されてきたのか紹介します。
*「X線天文学」「すざく衛星」をキーワードに調べる。
* 金環日食について調べる。
190minutes
5. 「半導体とトランジスタ」
最初に,半導体とは何か,p形半導体,n形半導体とは何かについて述べる。次に,pn接合ダイオード,バイポーラトランジスタの構造と動作原理につて述べる。さらにMOS構造とは何か,MOS形電界効果トランジスタとは何かについて述べる。最後に集積回路(IC)の構造について簡単に触れる。
*高校の教科書の半導体に関する項を復習する。 190minutes
6. 「モバイル通信」
携帯電話、無線LAN、超高速無線通信システムの将来動向と基盤となる技術について紹介する。
*身の回りで、使われているワイヤレスシステムについて調べておくこと。 190minutes
7. 「組込みシステム」
自動車、携帯電話、エアコンなど身の回りには、コンピュータが組込まれた機器がたくさんあります。このようなコンピュータシステムを組込みシステムと呼びます。本講では、組込みシステムの特徴、技術と、多くの分野や社会とのつながりについて話します。
あなたの学科の関連分野と電子情報システムや組込みシステムとの関係を、図書やホームページで調べておくこと。 190minutes
8. 「社会で利用される画像処理技術」
画像処理は,インターネット,CG,生体認証装置,カメラを始めとした様々な分野,機器で広く利用されています。本講では,社会で利用される画像処理技術について具体例を上げて解説します
*計算機室のパソコンの画像処理ソフト(Photoshop)などで画像処理を実際に行ってみること。 190minutes
9. 「音声言語インタフェース」
音声言語は,人間が最も普通に使いうるコミュニケーション手段であり,スマートホンの入出力やロボットとの対話などでの利用が期待されています.本講義では,(1)人間の音声生成・知覚機構,(2)音声情報処理技術 (合成・符号化・認識),(3)音声を用いたサービスについて議論します.
*身近な音声技術と自学科の技術的関連を考える.大学PCの音声録音編集ツール等(wavesurfer, matlab)を使ってみる. 190minutes
10. 「ソフトウェア生成系」
ソフトウェア生成系は、ソフトウェアの作成を支援するソフトウェアであり、誤りなく安全にさらに効率的に動作するソフトウェアの作成には必要不可欠な道具である。講義ではコンパイラと呼ばれるソフトウェア生成系の概要について説明する。
*身の回りにどんなコンピュータソフトウェアがあり、それらがどんな仕事をしているのかを考えてみる。 190minutes
11. 「宇宙の自然現象の観測」
人工衛星や気球を用いた宇宙観測は、これまで分からなかった宇宙の自然現象を明らかにし、新しい宇宙像をもたらしてきた。こうした宇宙観測を行うためには、エレクトロニクスやソフトウエアを始めとする観測技術が必要不可欠になっている。この授業では、最近の高エネルギー宇宙現象の話題を概観するとともに、人工衛星や気球を用いた宇宙観測で使われている観測技術について紹介する。
*人工衛星について、図書やインターネットで調べておいて下さい。 190minutes
12. 「コンピュータは本当に正しいのか?」
コンピュータが計算した結果を信じますか?「コンピュータが間違えた」という言葉を聞いたことがないですか?わたしたちはどうしてコンピュータが出した結果を信じることができるのでしょうか?それとも本当は信じられないものを信じさせられているのでしょうか?
コンピュータの計算した結果が正しいと思う例、コンピュータを使っているにも関わらず結果が間違いだったような体験など、コンピュータの正しさについての事柄を自分なりにまとめておいてください。 190minutes
13. 「インターネット技術」
インターネットで頻繁に使用するwwwや電子メールの仕組みと他のアプリケーションサービスを説明すると共に、インターネットの基礎となる通信プロトコルについて、その構成とそれぞれの階層における基本的な役割や動作を学ぶ。
*普段インターネットを利用している上で仕組みについて興味があるものについては事前にWeb等で簡単に調べておくこと。 190minutes
14. 「位置情報に基づいたピアツーピア通信技術と新しいサービス展開」
ユーザ間での直接通信を実現する手法として、ピアツーピア(P2P)通信が普及しており、チャットやファイル共有などで広く利用されている。一方、地図ナビゲーションやポケモンGoなど、ユーザの位置情報に基づいた通信サービスが普及を始めている。本講義では、当研究室で行っている位置情報とP2Pを統合した新しい通信技術について概説し、位置情報に基づいた新しいサービスについて考える。
授業アンケートを実施する。
*位置情報を活用したサービスやアプリケーションについて、インターネット等で調査しておくこと。 190minutes
15. 各自でレポートを作成する。 どれをレポート提出の対象にするかを検討する。 190minutes
Total. - - 2850minutes
Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'

概観 技術と用語 レポート作成 Total.
1. 35% 35%
2. 35% 35%
3. 30% 30%
Total. 35% 35% 30% -
Evaluation method and criteria
ガイダンスを除いて13回の授業に対して前半(第2回〜第8回)から各授業の中で提示される課題を3つ、後半(第9回〜第14回)からも3つの課題を選択し、計6本のレポートを提出する。成績は提出したレポートの平均で算出する。毎回出席をとり、レポートは出席した回についてのみ提出可能とする。
欠席の回の課題についてレポートを提出しても採点対象とはしない。
6本のレポート(それぞれ100点満点)の平均点が60点以上であれば、単位が認定される。
レポート提出回数が規定に満たない場合は、単位は認定されない。
Textbooks and reference materials
必要があれば授業毎に指定される
Prerequisites
特になし
Office hours and How to contact professors for questions
  • オフィスアワーは月曜と木曜の昼休み。
Regionally-oriented
Non-regionally-oriented course
Development of social and professional independence
  • Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
  • Course that cultivates a basic problem-solving skills
Active-learning course
Most classes are interactive
Course by professor with work experience
Work experience Work experience and relevance to the course content if applicatable
Applicatable ・音声言語インタフェース:音声合成・ヒューマンインタフェース開発経験に基づき,学生に社会の要求とその実現を考慮した新サービスシステムの提案へ導く.
Education related SDGs:the Sustainable Development Goals
  • 4.QUALITY EDUCATION
  • 9.INDUSTRY, INNOVATION AND INFRASTRUCTURE
Last modified : Sat May 09 04:04:25 JST 2020