科目情報
2M367100
生物有機材料化学研究 / Research of Bioorganic Material Chemistry/Exercise1
教授 幡野 明彦
授業の概要
生体分子であるタンパク質や核酸を化学的な視点から眺め,新しい機能の付与を行い,センサーや生体制御素子の開発を行う.基礎的素養を通して実験を行い,新物質の合成を試み,合成したサンプルがデザインした分子構造になっているか,そして予想した機能を発現するかを検討していく.加えて,コンピューターを利用したタンパク質と小分子のドッキングシュミレーションなどを行い,バイオマテリアルの合成と機能を評価して行く.
達成目標
  1. 簡単な有機合成ができるようになる.モル計算から合成の仕込み,単離精製,化合物同定までを一人で行うことができる.
  2. 英語の論文を読み,自分の研究領域を理解し,研究の価値を把握することができる.また,Scifinderを利用して論文検索を行える.
  3. 日本語で正しく研究を他者に伝えることができる.
  4. コンピューターを利用し,文章を書き,表計算ができ,プレゼンテーション画像を作成できる事.
授業で使用する言語
日本語
授業計画
月曜日にディスカッションを行い,一週間の報告と計画を立てて研究を遂行していきます。論文チェック,実験,ディスカッションの繰り返しです.また,パソコンを用いたシミュレーション,論文検索も行います.
評価方法と基準
レポート,プレゼンテーション
教科書・参考書
JACS, JOC, OR, CC など各種英語論文
履修登録前の準備
生体分子化学研究室,生物有機材料化学研究室のメンバーであること
オフィスアワー、質問・相談の方法
  • 月曜日2限
地域志向
地域連携PBL
社会的・職業的自立力の育成
  • 知識活用力を育成する科目
アクティブ・ラーニング科目
能動的な学修への参加による授業が大部分
実務経験のある教員による授業科目
実務経験 具体的内容
該当する 企業経験ありの教員が指導。メーカーの研究開発部門にてプロトタイプの生化学試薬の開発を行っていた経験を生かし,実際の商品としての開発の知見を教授する。
SDGs(持続可能な開発目標)関連項目
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12.つくる責任 使う責任
  • 14.海の豊かさを守ろう
最終更新 : Sun Mar 21 16:35:59 JST 2021