Course title
H00409003
Structural Mechanics 2

anami kengo Click to show questionnaire result at 2019
Course description
この授業では,構造物のうち,簡単な不静定構造の解析法を学ぶ.この構造力学2を学ぶことによって,一般的な構造物の解析手法を身につける.土木の力学・構造力学1を通じて「力のつり合い条件」を用いて種々の問題に取り組んできたが、構造力学2では、種々の不静定構造の解析手法を学ぶことにより、さらに,「力のつり合い条件」の理解を深めるとともに、構造力学の基本概念である「変位の適合条件」「構造力学におけるエネルギー法」について学ぶ.
Purpose of class
土木構造物を設計・建設・維持管理をしていくうえで、構造力学の習得は欠かすことのできないものである。構造力学2では、不静定構造物の反力・断面力・変形を種々の方法で求める力を習得することを目的としている
Goals and objectives
  1. 静定基本構と不静定力について理解し、静定基本構の挙動を分析することにより、連続梁の反力および断面力分布を静定基本構より解くことができる
  2. 連続梁やラーメン構造の断面力分布を3連モーメントの定理およびたわみ角法を用いて求めることができる
  3. 仕事とエネルギーについて理解し、カスティリアーノの定理・仮想仕事の原理を使って、静定構造(梁・トラス)の変位を求めることができる
Language
Japanese
Class schedule

Class schedule HW assignments (Including preparation and review of the class.) Amount of Time Required
1. 構造力学2の概要
 ・構造力学1の復習(特にたわみ方程式を用いた梁のたわみについての復習)
 ・静定構造と不静定構造・不静定次数について
構造力学1で習った静定構造物の断面力算定手法を復習しておくこと 190minutes
2. たわみ方程式を用いた連続梁の解法(1)
 ・静定基本構造と不静定力
 ・変位の適合条件
 ・例題
構造力学1で習ったたわみ方程式を用いた梁のたわみの計算手法を復習しておくこと 190minutes
3. たわみ方程式を用いた連続梁の解法(2)
 ・例題
 【演習】
 たわみ方程式を用いて連続梁の反力を求め、断面力分布を算定する
2回目の講義で学んだ、たわみ方程式を用いた連続梁の解法を理解しておくこと 190minutes
4. 【前回演習の解説】
3連モーメントの定理を用いた連続梁の解法(1)
 ・定理の導出
 ・例題
3回目で配布される演習問題を解いてくること。また配布資料で3連モーメントの定理について目を通しておくこと。 190minutes
5. 3連モーメントの定理を用いた連続梁の解法(2)
 ・例題
【演習】
 3連モーメントの定理を用いて連続梁の反力を求め、断面力分布を算定する
4回目の講義を十分に復習しておくと。特に、荷重項について自ら算出できるようになると良い。 190minutes
6. 【前回演習の解説】
たわみ角法(1)
 ・たわみ角法の導出
  材端モーメント、荷重項
5回目で配布される演習問題を解いてくること。また参考資料でたわみ角法について目を通しておくこと。 190minutes
7. たわみ角法(2)
 ・たわみ角法を用いた連続梁の解法・例題
【演習】
  たわみ角法を用いて連続梁の反力を求め、断面力分布を算定する
6回目の講義を十分に復習しておくと。特に、荷重項について自ら算出できるようになると良い。 190minutes
8. 【前回演習の解説】
たわみ角法(3)
  ・不静定ラーメンの解法・・節点移動のない場合
7回目で配布される演習問題を解いてくること。 190minutes
9. たわみ角法(4)
  ・不静定ラーメンの解法・・節点移動のある場合
【演習】
  たわみ角法を用いて不静定ラーメン構造の反力を求め、断面力分布を算定する。
節点方程式・層方程式について理解しておくこと。 190minutes
10. 【前回演習の解説】
カスティリアーノの定理を用いた不静定梁の解法
 ・カスティリアーノの定理の復習
 ・例題
9回目で配布される演習問題を解いてくること。構造力学1で学んだカスティリアーノの定理について復習しておくこと 190minutes
11. カスティリアーノの定理を用いた不静定梁の解法
【演習】
10回目の講義および構造力学1の講義を通じて、カスティリアーノの定理について十分復習しておくこと 190minutes
12. 【前回演習の解説】
仮想仕事の原理を用いた不静定梁の解法
 ・仮想仕事の原理の復習
 ・例題
11回目で配布される演習問題を解いてくること。構造力学1で学んだ仮想仕事の原理を復習しておくこと 190minutes
13. 仮想仕事の原理を用いた不静定梁の解法
【演習】
12回目の講義および構造力学1の講義を通じて、仮想仕事の原理について十分復習しておくこと 190minutes
14. 期末試験とその解説 構造力学2の講義(1潤オ14回目)を十分復習しておくこと 190minutes
Total. - - 2660minutes
Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'

演習課題 期末試験 Total.
1. 7% 40% 47%
2. 7% 30% 37%
3. 6% 10% 16%
Total. 20% 80% -
Evaluation method and criteria
期末試験80点、演習課題20点とし成績評価を行う。総合点60点以上を合格とする。
Textbooks and reference materials
特になし
Prerequisites
「構造力学1」の授業内容を充分に理解しておくこと。
Office hours and How to contact professors for questions
  • 質問は、毎回授業の終了後に、講師室で対応できるが毎週火曜日の4限目に鋼構造研究室にて対応できます。
Regionally-oriented
Non-regionally-oriented course
Development of social and professional independence
  • Non-social and professional independence development course
Active-learning course
N/A
Course by professor with work experience
Work experience Work experience and relevance to the course content if applicable
N/A N/A
Education related SDGs:the Sustainable Development Goals
  • 9.INDUSTRY, INNOVATION AND INFRASTRUCTURE
Last modified : Sun Mar 21 16:41:34 JST 2021