Course title
005987012
Understanding Visual Communication

nakamura hiroyuki Click to show questionnaire result at 2019
Course description
テレビ、映画、写真などの伝統的な映像メディアに加え、近年では「YouTube」などの映像メディアからも、私たちは情報の多くを得ており、私たちの生活、行動、意識、仕事などはそれらから大きな影響を受けている。
一方で、コンピュータ技術をはじめとする情報技術の発達は、映像の扱いを容易にする。結果、真実であるかどうかを見抜くことが困難な映像を目にすることが以前と比べて多くなっている。近年話題になっている「フェイクニュース」などはその例と言える。そのため、これまで以上に、映像メディアとの「上手なつきあい方」を私たちは身に付けることが不可欠になってきた。
授業では、われわれが普段接している映像メディアの特性、歴史などを概観し、また、メディアの操作といった観点で映像メディアを考える。授業は講義と実習で構成し、頻繁に映像を視聴する。
Purpose of class
映像メディアとの「上手なつきあい方」を身に付ける。
Goals and objectives
  1. 映像情報を適切に判断する力を身につける。
  2. 自らが主体的に映像メディアとつきあう力を身に付ける。
  3. 映像メディアに見る様々なバイアス(ゆがみ)について、具体的に理解する。
Language
Japanese
Class schedule

Class schedule HW assignments (Including preparation and review of the class.) Amount of Time Required
1. 講義の概要とテーマの説明
われわれは何を「見ている」のか(1)-思い込み
※映像視聴
シラバスを読んでおく 30minutes
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う 60minutes
2. われわれは何を「見ている」のか(2)-意図と訴求力
※映像視聴
前回講義で提示した予習項目を予習する 60minutes
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う 90minutes
3. われわれは何を「見ている」のか(3)‐メディアの特性 前回講義で提示した予習項目を予習する 60minutes
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う 30minutes
与えられた課題に取り組む 90minutes
4. 映像メディアの特性と多様性(1)-作り手の意図
※課題のディスカッション
※映像視聴
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う 60minutes
5. 映像メディアの特性と多様性(2)-暗喩
※映像視聴
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う 60minutes
次回のテーマに沿って調べておく 60minutes
6. 映像メディアの社会的影響(1)-ジャーナリズム
※映像視聴
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う 60minutes
次回のテーマに沿って調べておく 60minutes
7. 映像メディアの社会的影響(2)-ドキュメンタリ 授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う 60minutes
与えられた課題に取り組む 90minutes
8. 映像メディアの社会的影響(3)-プロパガンダ
フィールドワークの説明
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う 30minutes
与えられた課題に取り組む 90minutes
9. フィールドワーク フィールドワークに参加し、与えられた課題に取り組む 430minutes
10. フィールドワークに関するディスカッション
最終課題の説明
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う 60minutes
身近な題材を複数用意しておく 60minutes
11. 映像メディアの多様化と3D映像
※映像視聴
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う 60minutes
次回授業の質問などを考えておく 30minutes
最終課題に取り組む 90minutes
12. 映像メディア制作の現場から
※ゲストスピーカー
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う 60minutes
最終課題に取り組む 90minutes
13. 画像を扱う(パロディ・エイプリルフール記事を作る) 必要なソフトウェア等について練習しておく 90minutes
最終課題に取り組む 330minutes
14. 最終課題の発表と総括 最終課題に取り組み、発表できるように準備をしておく 360minutes
Total. - - 2650minutes
Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'

レポート課題 ディスカッション 小テスト Total.
1. 25% 5% 5% 35%
2. 25% 5% 5% 35%
3. 20% 5% 5% 30%
Total. 70% 15% 15% -
Evaluation method and criteria
授業中に映像視聴が頻繁にあることから、授業には真剣な姿勢で臨むことを求める。
小テストを行うこともあるが予告はしない。
確認テストでは、講義内容を正しく理解できていれば満点。
レポートは、与えられた課題を正しく理解し、十分な考察ができており、形式的にも問題なければ満点。
出席が3分の2未満の場合や提出物が未提出の場合、期末試験を受けることはできない。
Textbooks and reference materials
<教科書>特になし。必要に応じプリントを配布する。
<参考書>授業中に示す。
Prerequisites
本講義はフィールドワークを行うことから人数制限を行う。
第1回目の授業で授業内容や成績評価について詳細に説明するため、必ず出席すること。
本講義は2年次以上を対象とする。
授業の進捗状況や外的要因に左右されるフィールドワークを行うため、授業計画の順序を入れ替えることもある。
Office hours and How to contact professors for questions
  • 豊洲校舎 前後期 金曜4限
    大宮校舎 前後期 水曜3限
    それ以外でも適宜。教員プロフィールにあるアドレスにメールで問い合わせること。
Regionally-oriented
Non-regionally-oriented course
Development of social and professional independence
  • Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
  • Course that cultivates a basic problem-solving skills
Active-learning course
Most classes are interactive
Course by professor with work experience
Work experience Work experience and relevance to the course content if applicable
N/A 該当しない
Education related SDGs:the Sustainable Development Goals
  • 4.QUALITY EDUCATION
  • 5.GENDER EQUALITY
  • 16.PEACE, JUSTICE AND STRONG INSTITUTIONS
Last modified : Sat Apr 17 04:13:29 JST 2021