Course title
R03600002
Workshop on Environmental Systems Analysis

 iwata tomoko Click to show questionnaire result at 2018
Course description
環境問題は複雑かつ多様であり、その解決のためにはさまざまな工学的手法が必要となる。
本講義では、環境に関連する統計データや実測データの読み方、分析手法を理解し、分析結果のまとめ方まで含めた一連のプロセスを、体系的に学修することを目的とする。
実測データの分析手法としては、統計処理およびデータ解析を行うための基礎的技術（エクセルによるデータ解析、プログラミングによるデータ解析の初歩）に焦点を当てる。なお、プログラミングの経験が全くない学生でも習得できるよう、本講義は演習形式で行う。
Purpose of class
環境に関連する統計データや実測データの読み方、分析手法を理解し、分析結果のまとめ方まで含めた一連のプロセスを、体系的に学修することを目的とする。
Goals and objectives
  1. 学生は、環境関連データの種類や構造を理解し、分析目的に沿った環境関連統計データの入手方法を修得することができる。
  2. 学生は、エクセルの各種関数を用いて環境関連データについて記述統計量を算出し、算出結果に基づく考察を加えたレポートを作成することができる。
  3. 学生は、データ分析に必要なプログラミング技法（RまたはPython）を用いて環境関連データについて記述統計量を算出することができる。
Language
Japanese
Class schedule

 Class schedule HW assignments (Including preparation and review of the class.) Amount of Time Required
1. 授業構成ガイダンス シラバスを確認すること 100minutes
2. 統計データを使って日本の温室効果ガス排出構造を理解しよう１（エクセルを用いた分析） 授業内容の復習と課題の提出に向けた調査 200minutes
3. 統計データを使って日本の温室効果ガス排出構造を理解しよう２（分析結果に基づくレポート作成とディスカッション） 授業内容の復習と課題の提出 200minutes
4. 統計データを使って日本のエネルギー需給構造を理解しよう１（エクセルを用いた分析） 授業内容の復習と課題の提出に向けた調査 200minutes
5. 統計データを使って日本のエネルギー需給構造を理解しよう２（分析結果に基づくレポート作成とディスカッション） 授業内容の復習と課題の提出 200minutes
6. 統計データを使って日本の電力需給構造を理解しよう１（エクセルを用いた分析） 授業内容の復習と課題の提出に向けた調査 200minutes
7. 統計データを使って日本の電力需給構造を理解しよう２（分析結果に基づくレポート作成とディスカッション） 授業内容の復習と課題の提出 200minutes
8. 統計データを使って電力価格の推移と原因を理解しよう１（グループワーク） 授業内容の復習とグループ報告会資料の作成 200minutes
9. 統計データを使って電力価格の推移と原因を理解しよう２（グループ報告会） 報告会資料の提出 200minutes
10. 統計解析ソフトウェアを用いた分析方法の基礎 授業内容の復習と課題提出に向けた解析 200minutes
11. 統計解析ソフトウェアを用いた家庭の電力消費量データ解析１ 授業内容の復習と課題提出に向けた解析 200minutes
12. 統計解析ソフトウェアを用いた家庭の電力消費量データ解析２ 授業内容の復習と課題の提出 200minutes
13. 統計解析ソフトウェアを用いた家庭の電力消費量データ解析３（グループワーク） 授業内容の復習と報告会資料の作成 200minutes
14. 家庭の電力消費量データ解析結果報告会 報告会資料の提出 200minutes
Total. - - 2700minutes
Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'

 課題提出 グループワーク貢献度 Total.
1. 25% 5% 30%
2. 25% 10% 35%
3. 25% 10% 35%
Total. 75% 25% -
Evaluation method and criteria
成績評価方法：

各回の課題提出およびグループワーク報告会における貢献状況で以下の指標に基づき総合的に評価する。

グループワーク報告会貢献状況：25%
その他の課題提出：75%

成績は提出物の完成度に応じて各100点満点で採点を行い、上記の割合を乗じて合算することで総合点を算出する。
総合点60点以上（授業内容を理解し、上掲の達成目標の過半を達成しているレベル）を合格とする。

なお本授業は演習形式で行うため、全14回中4回以上の欠席（遅刻3回で欠席1回とみなす。欠席届を受理した場合を除く。）は不合格とする。
Textbooks and reference materials
教科書は用いない。講義資料を配布する。
Prerequisites
エクセルの計算機能（特にsumif, countif関数）を理解しておくことが望ましい。
Office hours and How to contact professors for questions
  • 木曜日15時-16時半（訪問を事前に連絡すること）
Regionally-oriented
Non-regionally-oriented course
Development of social and professional independence
  • Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
  • Course that cultivates a basic problem-solving skills
Active-learning course
Most classes are interactive
Course by professor with work experience
Work experience Work experience and relevance to the course content if applicable
Applicable エネルギー資源の開発・調達から需要地における消費に至るまでのエネルギーシステム全体に関する評価研究に従事してきた経験を生かし、最新のエネルギー関連統計データの読み方や分析方法、需要側で取得可能なエネルギーデータの統計的な処理手法について、演習形式で教授する。
Education related SDGs:the Sustainable Development Goals
  • 7.AFFORDABLE AND CLEAN ENERGY
  • 13.CLIMATE ACTION
Last modified : Sun Mar 21 16:17:40 JST 2021