Z3087000
3 Teaching Method of Science 3
中学校学習指導要領の内容を踏まえて、観察・実験を中心とした理科学習の指導法を概説する。ICTを活用した教材作成、併設中高現場での実験室視察、授業見学等を実習形式で学ぶ。観察・実験上の安全の確保と、薬品や教材教具および実験室の適切な管理など、より実践的な指導力の向上を図る。
理科教育の目標、内容、方法について理解し、ICTを活用した教材作成、外部教育機関での視察・実習等を通して、実際の現場における理科教育に関する理解を深め、実践的な指導力を修得することを目的とする。
- 中学校・高等学校における理科の目標、科目編成と履修、科目の内容、評価の観点、現状と課題を理解し、説明することができる。
- ICTを用いた中学校・高等学校理科分野に関する観察・実験映像教材を作成することができる。
- 観察・実験に用いる薬品・教材教具および実験室管理と安全確保に必要とされる留意事項について説明することができる。
- 観察・実験映像教材を用いて演示実験を行うことができる。
|
Class schedule |
HW assignments (Including preparation and review of the class.) |
Amount of Time Required |
1. |
中学校・高等学校学習指導要領理科編 全体構造の理解(講義) |
第2章1節の予習 |
60minutes |
提出課題の準備 |
130minutes |
2. |
中学校・高等学校学習指導要領理科編 全体構造の理解(講義) |
取材資料の整理 |
60minutes |
提出課題の準備 |
130minutes |
3. |
併設・附属中学校・高等学校の教育現場体験(理科教員とのディスカッション) |
取材資料の整理 |
60minutes |
提出課題の準備 |
130minutes |
4. |
併設・附属中学校・高等学校の教育現場体験(先進的な実験授業の体験) |
取材資料の整理 |
60minutes |
提出課題の準備 |
130minutes |
5. |
中学校・高等学校理科分野に関する観察・実験実習(生物分野) |
教材作成準備 |
60minutes |
提出課題の準備 |
130minutes |
6. |
中学校・高等学校理科分野に関する観察・実験実習(化学分野) |
教材作成準備 |
60minutes |
提出課題の準備 |
130minutes |
7. |
中学校・高等学校理科分野に関する観察・実験実習(物理分野) |
教材作成準備 |
60minutes |
提出課題の準備 |
130minutes |
8. |
中学校・高等学校理科分野に関する観察・実験実習(地学分野) |
実習準備 |
60minutes |
提出課題の準備 |
130minutes |
9. |
観察・実験映像教材の作成と実験授業(情報機器を活用した実験教材研究) |
配布資料の予習 |
60minutes |
提出課題の準備 |
130minutes |
10. |
観察・実験映像教材の作成と実験授業(実験映像の撮影) |
実験映像の編集 |
60minutes |
提出課題の準備 |
130minutes |
11. |
観察・実験映像教材の作成と実験授業(実験映像の編集) |
教材実演シナリオ作成 |
60minutes |
提出課題の準備 |
130minutes |
12. |
観察・実験映像教材の作成と実験授業(教材プレゼンテーション) |
教材実演シナリオ作成 |
60minutes |
提出課題の準備 |
130minutes |
13. |
観察・実験映像教材の作成と実験授業(教材評価・学習指導案) |
レポート作成・課題作成 |
60minutes |
提出課題の準備 |
130minutes |
14. |
実験授業の振り返り、評価シート完成と講義総括 定期試験は実施しない
|
評価シート作成・課題作成 |
60minutes |
提出課題の準備 |
130minutes |
Total. |
- |
- |
2660minutes |
Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'
|
課題 |
観察・実験映像教材 |
プレゼンテーション |
評価シート |
Total. |
1. |
10% |
20% |
|
10% |
40% |
2. |
15% |
|
|
|
15% |
3. |
15% |
|
|
|
15% |
4. |
|
|
20% |
10% |
30% |
Total. |
40% |
20% |
20% |
20% |
- |
Evaluation method and criteria
配布するシラバスで説明する単位認定のための前提条件を満たした学生については、次の比率で評価し、総合点60点以上を合格とする。課題40%、観察・実験映像教材20%、プレゼンテーション20%、評価シート20%。(60点:本講義において必要最低限の知識が修得できているとみなされるライン)
Textbooks and reference materials
文部科学省「中学校学習指導要領解説 理科編」「高等学校学習指導要領解説 理科編・理数編」、中学校検定教科書(1・2・3年)、高等学校検定教科書(物理・化学・生物・地学)、なお、中学校については2021年度以降実施の学習指導要領、高等学校については2022年度以降実施の学習指導要領に準拠したものを使用する。
教職課程への登録が必要(詳細はガイダンスにて説明)。2021年度入学生以降は、教職課程履修者のみ受講可能。中学校・高等学校学習指導要領解説 理科編第1〜2章の予習。
Office hours and How to contact professors for questions
- 月曜日の12:30-13:20の間。訪問を事前に連絡することが望ましい。
Non-regionally-oriented course
Development of social and professional independence
- Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
- Course that cultivates a basic problem-solving skills
- Course that cultivates a basic self-management skills
Most classes are interactive
Course by professor with work experience
Work experience |
Work experience and relevance to the course content if applicable |
Applicable |
講師は,私立中高において、理科教諭として教育実習生への指導経験がある。また、科学技術分野における課題研究指導なども行っている。それらの経験をふまえ、講義中で言及する。 |
Education related SDGs:the Sustainable Development Goals
Last modified : Sun Mar 21 17:09:50 JST 2021