Course title
S02220022
Practice in Computer Aided Design and Computer Graphics

KOBANAWA Yoshihide

SHIDE Kazuya

SEYAMA Makio
Course description
今日の設計製図にとってCAD操作は必要不可欠である。本授業では世界的なシェアが高く、アドインソフトも数多く開発されているAUTOCADをその対象に選び、2次元基本操作から3次元モデリング及びレンダリング、シーンの作成に至る一連の操作を習得する。各段階ごとに毎回、作図を行う。
特にこの授業において扱う建築は鉄筋コンクリート建築(ラーメン構造)であり、2次元平面図に関しては柱芯と壁芯の扱い方、3次元モデリングに関しては大梁、小梁と壁の納まり、建具の納まりに留意しつつ、授業を進める。
CAD操作のみならず、RC建築の基本構成を学習しながら把握し、最終的には各自の建築設計作品を対象として、パースや表などを含むCG表現の図面をDTP作業によって完成させる。そのソフトとしてはIllustrtorを使用する。
また、CADやDTPの操作だけでなくデータサイエンスの基礎も習得する。一般に公開されている統計データを用いて、複数のデータ相互の関係を分析する手法を演習する。
Purpose of class
現代において設計や施工など建築に関わる業務を行う際に必須の技術である、コンピュータを利用したデータ分析や作図について、基礎的な知識を身につける。CADについてはその初歩的な扱い方から、プリントアウト、3次元モデリングの基礎までを概略的に学び、一通りの機能についての認識を深め、実用的な使用を行うための基礎技術を身につける。また、設計や施工においては現状を分析することが重要である。その基礎的知識を身につけるために初歩的なデータサイエンスについて学ぶ。コンピュータを用いたデータ処理や作図の技術を体系的に理解するための考え方を養うことを目的とする。
Goals and objectives

Goals and objectives Course Outcomes
1. CADソフトの2次元における基本操作を習得し、マニュアル等を見ずに、建築の2次元図面を描くことができる。
4.
2. 描いた2次元図面を、正確にプロットアウトしたり、DTPソフトなどに応用したりすることができる。
4.
3. CADソフトの3次元における基本操作を経験し、マニュアル等を参考にしながら、3次元CGを作成できる。
4.
4. 以上を総合し、自分の建築作品をDTPによって完成させることができる。
4.
5. 様々なデータを分析するための基礎知識と簡単な手法を身につけ、簡単な統計分析ができる。
4.
Language
Japanese
Class schedule

Class schedule HW assignments (Including preparation and review of the class.) Amount of Time Required
1. データサイエンス-1
講義:データサイエンス入門
演習:記述統計演習(エクセルを利用したデータ操作の演習)
*自身のパソコンを利用
授業時間内に所定の作図が終了しなかった学生は、次回授業時までに完成させ、次回授業の開始時に提出するものとする。 190分
2. データサイエンス-2
演習:多変量解析演習(SPSSを利用した統計分析)
*自身のパソコンを利用
*SPSSはC区分ソフトウェアで各自がインストールしておく
講義:データの法規・倫理
授業時間内に所定の作図が終了しなかった学生は、次回授業時までに完成させ、次回授業の開始時に提出するものとする。 190分
3. 2次元CAD基本操作
概要説明
CAD の起動、基本操作。線と図形の基礎的作成・編集
寸法の設定
授業時間内に所定の作図が終了しなかった学生は、次回授業時までに完成させ、次回授業の開始時に提出するものとする。 190分
4. 作図練習1-1 
RC事務所1 階平面図作成①
授業時間内に所定の作図が終了しなかった学生は、次回授業時までに完成させ、次回授業の開始時に提出するものとする。 190分
5. 作図練習1-2 
RC事務所1 階平面図作成②
授業時間内に所定の作図が終了しなかった学生は、次回授業時までに完成させ、次回授業の開始時に提出するものとする。 190分
6. 作図練習1-3 
RC事務所1 階平面図作成③
授業時間内に所定の作図が終了しなかった学生は、次回授業時までに完成させ、次回授業の開始時に提出するものとする。 190分
7. 作図練習2  
RC事務所2 階平面図作成
授業時間内に所定の作図が終了しなかった学生は、次回授業時までに完成させ、次回授業の開始時に提出するものとする。 190分
8. 作図練習2-1 
RC事務所建築、CGパースの作成① モデリング
授業時間内に所定の作図が終了しなかった学生は、次回授業時までに完成させ、次回授業の開始時に提出するものとする。 190分
9. 作図練習2-2 
RC事務所建築、CGパースの作成② モデリング
授業時間内に所定の作図が終了しなかった学生は、次回授業時までに完成させ、次回授業の開始時に提出するものとする。 190分
10. 作図練習2-3 
RC事務所建築、CGパースの作成③ モデリング
授業時間内に所定の作図が終了しなかった学生は、次回授業時までに完成させ、次回授業の開始時に提出するものとする。 190分
11. 作図練習2-4 
RC事務所建築、CGパースの作成⑤ レンダリング
授業時間内に所定の作図が終了しなかった学生は、次回授業時までに完成させ、次回授業の開始時に提出するものとする。 190分
12. プレゼンテーションボードの作成
平面図、敷地写真、パースを配置、アートボードを作成
授業時間内に所定の作図が終了しなかった学生は、次回授業時までに完成させ、次回授業の開始時に提出するものとする。 189分
13. 自己作品CAD 化-1
自分の設計作品の2次元製図、3次元モデリング、レンダリング
※CAD で作成する自己作品をこの日までに決めて図面を用意する
授業時間内に所定の作図が終了しなかった学生は、次回授業時までに完成させ、次回授業の開始時に提出するものとする。 190分
14. 自己作品CAD 化-2
コンセプト、敷地写真、面積表、各図面・パースのDTP
<自己作品のCG表現図面完成>
授業時間内に所定の作図が終了しなかった学生は、次回授業時までに完成させ、次回授業の開始時に提出するものとする。 190分
Total. - - 2659分
Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'

平面図1 平面図2 パース製作 最終課題 データ分析レポート Total.
1. 7% 7% 0% 0% 0% 14%
2. 4% 4% 10% 0% 0% 18%
3. 0% 0% 15% 20% 0% 35%
4. 0% 0% 0% 25% 0% 25%
5. 0% 0% 0% 0% 8% 8%
Total. 11% 11% 25% 45% 8% -
Evaluation method and criteria
授業への出席(授業回数の8割以上出席を単位取得の目安とする)及び、レポート・課題製図・作品により評価する。2次元図面では、建築図面2回を提出する。3次元パース作品は自分の設計作品のCG表現図面まで含めて3回の提出とし、その内容はパース1回、2次元図面・写真・パースでつくるポスター1回、自己作品のCG表現図面1回である。データ分析のレポート200点、建築図面各100点、パース、ポスター、各100点、自己作品のCG表現図面 400点、として採点を行う。その結果の合計1000点を100点満点に換算し、出席率と合わせて最終評価とする。
Textbooks and reference materials
授業時にプリントを配布する。
Prerequisites
自身のパソコンにEXCEL、SPSSをインストールしておくこと。
製図や設計授業において、CADで表現する自分の作品を決めておくこと。各構法における細部の納まりをよく習得しておくこと。
Office hours and How to contact professors for questions
  • 授業後教室にて
Regionally-oriented
Non-regionally-oriented course
Development of social and professional independence
  • Course that cultivates a basic problem-solving skills
Active-learning course
Most classes are interactive
Course by professor with work experience
Work experience Work experience and relevance to the course content if applicable
Applicable 一級建築士としての実務経験からいかなるcadやCGが社会にとって有効であるかを教育指導している。(瀬山)
Education related SDGs:the Sustainable Development Goals
  • 11.SUSTAINABLE CITIES AND COMMUNITIES
  • 12.RESPONSIBLE CONSUMPTION & PRODUCTION
Last modified : Fri Mar 18 22:14:11 JST 2022