Course title
6M0016001
Data Communication Engineering

MIYOSHI Takumi Click to show questionnaire result at 2019
Course content
近年,インターネットは生活に欠くことのできないインフラストラクチャとして発展と普及を遂げた.現在では,コンピュータに限らず携帯電話や家電機器など情報通信機器のほとんどが,インターネット・プロトコルを採用するに至っている.本特論では,実際の情報通信がどのように行われているかを正しく理解することを目的とし,インターネットにおけるデータ通信方式について講義する.
Purpose of class
データ通信技術は,ネットワーク上の技術研究開発にとって必須かつ基本的知識である.本講義を通じて,様々なデータ通信方式についての知識を身につけることを目的としている.これらの知識と技術は,ネットワーク技術のみならず様々な分野に応用される.
Goals and objectives
  1. データ通信方式の基礎として,インターネットにおける通信プロトコルの階層構造について学修し,IP,TCP,UDPなどの通信の仕組みを理解する.
  2. 基本的なデータ通信方式であるクライアント/サーバ(C/S)方式について学修し,C/S方式のデータ通信の仕組みを理解する.
  3. 近年普及が進んでいるピア・ツー・ピア(P2P)通信方式について学修し,P2P方式のデータ通信の仕組みを理解する.
Language
Japanese
Class schedule

Class schedule HW assignments (Including preparation and review of the class.) Amount of Time Required
1. データ通信工学序論 本講義で学習する範囲について,おおまかに調査しておくこと. 100minutes
2. イーサネットプロトコルとインターネットプロトコル 両プロトコルについて,予習しておくこと. 100minutes
学んだことについて復習すること. 100minutes
3. パケット分析技術 Wiresharkの使い方について,予習しておくこと. 100minutes
学んだことについて復習すること. 100minutes
4. アドレス解決プロトコル:ARP アドレス解決プロトコルARPについて,予習しておくこと 100minutes
学んだことについて復習すること. 100minutes
5. トランスポートプロトコル:UDP トランスポートプロトコルであるUDPについて,予習しておくこと. 100minutes
学んだことについて復習すること. 100minutes
6. UDPを用いたクライアント/サーバ方式のデータ通信 UDPを利用したアプリケーションの通信方式について予習しておくこと. 100minutes
学んだことについて復習すること. 100minutes
7. UDPを用いたクライアント/サーバ方式のデータ通信分析 Wiresharkを利用したC/S方式の通信分析について,課された課題についてのレポートを作成する. 200minutes
8. トランスポートプロトコル:TCP トランスポートプロトコルであるTCPについて,予習しておくこと. 100minutes
学んだことについて復習すること. 100minutes
9. TCPを用いたクライアント/サーバ方式のデータ通信 TCPを利用したアプリケーションの通信方式について予習しておくこと. 100minutes
学んだことについて復習すること. 100minutes
10. TCPを用いたクライアント/サーバ方式のデータ通信分析 Wiresharkを利用したC/S方式の通信分析について,課された課題についてのレポートを作成する. 200minutes
11. ピアツーピア方式のデータ通信(1) P2P方式で動作するプロトコルについて,予習しておくこと. 100minutes
学んだことについて復習すること. 100minutes
12. ピアツーピア方式のデータ通信(2) P2P方式で動作するプロトコルについて,予習しておくこと. 100minutes
学んだことについて復習すること. 100minutes
13. P2Pデータ通信分析(1) Wiresharkを利用したP2Pデータ通信分析について,課された課題についてのレポートを作成する. 200minutes
14. P2Pデータ通信分析(2) Wiresharkを利用したP2Pデータ通信分析について,課された課題についてのレポートを作成する. 200minutes
Total. - - 2700minutes
Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'

レポート Total.
1. 30% 30%
2. 35% 35%
3. 35% 35%
Total. 100% -
Evaluation method and criteria
各講義時の討論内容,及びレポート課題の提出物・プレゼン・討論により評価する。
講義内容の理解度、調査の度合、プレゼン資料の完成度等に応じて評価する。
Textbooks and reference materials
適宜指示する.
Prerequisites
インターネットの通信方式(インターネットプロトコル)について理解していることが望ましい.
Office hours and How to contact professors for questions
  • 講義終了後。メールでの質問も歓迎する。
  • オフィスアワー:木曜2限.出張等でいない場合があるので,事前に連絡すること.
Regionally-oriented
Non-regionally-oriented course
Development of social and professional independence
  • Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
  • Course that cultivates a basic problem-solving skills
Active-learning course
About half of the classes are interactive
Course by professor with work experience
Work experience Work experience and relevance to the course content if applicable
N/A 該当しない
Education related SDGs:the Sustainable Development Goals
  • 4.QUALITY EDUCATION
  • 9.INDUSTRY, INNOVATION AND INFRASTRUCTURE
Last modified : Fri Mar 18 23:23:32 JST 2022