研究・開発により得られた成果は、事業で活かされて初めて価値となる。理工学を習得した学生が社会で研究者や技術者として活躍するには、技術を事業において活用するための技術経営学の知識が必須である。中でも知的財産のマネジメントに関する知識は特に重要である。特許権、著作権、意匠権、営業秘密などについての基本知識と、事業において活用するためのマネジメントスキルを習得し、これら知的財産を研究や開発の現場で活用できるようになるための講義である。
- 研究・開発の成果としての知的財産のマネジメントの基礎を理解し、理工学の複数領域を横断する問題の総合的問題解決力を獲得する
- 理工学の領域を跨る背景知識である技術経営学の基礎を理解し、自身の核となる専門分野の知識と組み合わせて社会で的確に活用できる能力を獲得する
- 研究・開発からビジネスに至る過程において検討すべき重要課題を認識し、それを解決する能力を獲得する
| Class schedule | HW assignments (Including preparation and review of the class.) | Amount of Time Required | |
|---|---|---|---|
| 1． | イントロダクション | シラバスを確認し参照資料を確認する | 190minutes |
| 2． | 知的財産権制度の概要１ | 第1回講義の復習 | 190minutes |
| 3． | 知的財産権制度の概要２ | 講義で出される課題の実施 | 190minutes |
| 4． | 特許権制度１ | 第３回講義の復習 | 190minutes |
| 5． | 特許権制度２ | 講義で出される課題の実施 | 190minutes |
| 6． | 先行技術調査 | 先行技術調査の実施 | 190minutes |
| 7． | 先行技術調査演習 | 第６回講義の復習 | 190minutes |
| 8． | 営業秘密 | 第7回講義の復習 | 190minutes |
| 9． | 研究成果の帰属と発表 | 第8回講義の復習 | 190minutes |
| 10． | 産学連携と知的財産 | 第9回講義の復習 | 190minutes |
| 11． | 実験ノート管理 | 発明概要書の作成 | 190minutes |
| 12． | 研究倫理 | 発明概要書の発表準備 | 190minutes |
| 13． | 発明概要書作成 | 全体の復習 | 190minutes |
| 14． | 発明概要書作成 | 全体の復習 | 190minutes |
| Total. | - | - | 2660minutes |
| 第10回までの講義提示課題 | 発明概要説明書課題 | 最終課題 | Total. | |
|---|---|---|---|---|
| 1. | 10% | 10% | 0% | 20% |
| 2. | 10% | 20% | 10% | 40% |
| 3. | 10% | 20% | 10% | 40% |
| Total. | 30% | 50% | 20% | - |
第5回までの講義提示課題 30％
発明概要説明書課題 50％
最終課題 20%
で評価し、発明概要書課題においては講義で取り上げた主要な論点を適切に盛り込んで記述されていれば70％とする。
発明概要説明書課題 50％
最終課題 20%
で評価し、発明概要書課題においては講義で取り上げた主要な論点を適切に盛り込んで記述されていれば70％とする。
- Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
- Course that cultivates a basic problem-solving skills
| Work experience | Work experience and relevance to the course content if applicable |
|---|---|
| Applicable |
Last modified : Wed Mar 06 04:08:30 JST 2024