Jurisprudence

Course title

40041800

Jurisprudence

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Course description

一般教養としての「法学」の知識の習得と、法的な考え方（法的思考）を理解する。私たちの生活に法が必要不可欠なものである、ということは認識されているものの、法学は「とっつきにくい」学問として敬遠されることが多い。本講義では、まず法と道徳、法と倫理などとの違いから法とは何かについて理解し、具体的な法の解釈技術について講義する。その上で日常生活に関連する様々な問題や身近なニュースからそこに含まれる「法学」的要素を抽出し、それらの法的問題について講義することにより、実践的に深く法を学んでいく。

Purpose of class

法学の基礎知識を身につけ、さまざまに対立する価値や利益を踏まえ、論理的に説得力ある妥当な結論を導くという法的思考能力を身につける。

Goals and objectives

一般教養としての法についての基礎的な知識を得る
生活する上で必要な法についての考え方、法的思考能力について理解する
法に関する知識と考え方に基づいて、合理的かつ説得力のある見解を述べることができる

Language

Japanese

Class schedule

	Class schedule	HW assignments (Including preparation and review of the class.)	Amount of Time Required
1.	ガイダンス授業の進め方行動規範としての法	シラバスの内容を確認しておく	30minutes
1.	ガイダンス授業の進め方行動規範としての法	行動規範とは何かについて、身近な事例から考えておくこと	30minutes
2.	法と道徳道徳や宗教と法との違い	法と宗教・道徳が、一致して禁止しているもの、禁止していないものを調べ、まとめておくこと	70minutes
2.	法と道徳道徳や宗教と法との違い	前回の講義について板書ノートを見直し、必要に応じて教科書等から加筆しておくこと	90minutes
3.	法と社会倫理１　公序良俗２　法と社会倫理３　悪法の効力	民法90条が問題となった判例を調べておくこと	70minutes
3.	法と社会倫理１　公序良俗２　法と社会倫理３　悪法の効力	前回の講義について板書ノートを見直し、必要に応じて教科書等から加筆しておくこと	90minutes
4.	法の存在形式１　法の存在形式２　法と慣習　　（１）慣習　（２）慣習法の成立要件	文章化されていないルールにはどのようなものがあるか、そしてその必要性について、自分の見解をまとめておくこと	90minutes
4.	法の存在形式１　法の存在形式２　法と慣習　　（１）慣習　（２）慣習法の成立要件	前回の講義について板書ノートを見直し、必要に応じて教科書等から加筆しておくこと	90minutes
5.	法の体系 1 制定法　制定法の段階構造　制定法のルール 2 法の内容による分類	憲法81条の違憲審査とは、どのようなものか調べ、判例についてひとつ調べておくこと	70minutes
5.	法の体系 1 制定法　制定法の段階構造　制定法のルール 2 法の内容による分類	前回の講義について板書ノートを見直し、必要に応じて教科書等から加筆しておくこと	90minutes
6.	法の解釈の必要性 1 法の適用 2 人の始期と法 3 法の解釈	ヒトの受精から出生までの経過と死の三徴候について調べておくこと。	70minutes
6.	法の解釈の必要性 1 法の適用 2 人の始期と法 3 法の解釈	前回の講義について板書ノートを見直し、必要に応じて教科書等から加筆しておくこと	90minutes
7.	法の解釈 1 有権解釈 2 学理解釈(無権解釈)	法の解釈が必要なケースにはどのようなものがあるか調べ、まとめておくこと。	90minutes
7.	法の解釈 1 有権解釈 2 学理解釈(無権解釈)	前回の講義について板書ノートを見直し、必要に応じて教科書等から加筆しておくこと	90minutes
8.	法の解釈の技術 1 論理解釈の技術 2 法令条文の構造	法令用語にはどのようなものがあるか調べておくこと	70minutes
8.	法の解釈の技術 1 論理解釈の技術 2 法令条文の構造	前回の講義について板書ノートを見直し、必要に応じて教科書等から加筆し、自分の考えをまとめておくこと	90minutes
9.	紛争解決と裁判制度 1法に基づく具体的紛争の解決 2 裁判での紛争解決 3 訴訟手続によらない⺠事上の紛争解決方法 4 行政機関での紛争解決	日本の裁判制度の概要について調べておくこと。裁判に関するニュースを２つ以上取り上げ、何が問題（争点）であるか説明できるようにしておくこと	70minutes
9.		前回の講義について板書ノートを見直し、必要に応じて教科書等から加筆し、自分の考えをまとめておくこと	90minutes
10.	国籍をめぐる法的問題 1 国籍 2 国籍の取得 3 国際的な子の奪取に関する条約(ハーグ条約)	国籍とは何か調べておくこと	90minutes
10.	国籍をめぐる法的問題 1 国籍 2 国籍の取得 3 国際的な子の奪取に関する条約(ハーグ条約)	前回の講義について板書ノートを見直し、必要に応じて教科書等から加筆し、自分の考えをまとめておくこと	90minutes
11.	外国人の人権 1人権の享有主体としての外国人 2個別の権利	人権の享有主体について調べておくこと	50minutes
		前回の講義について板書ノートを見直し、必要に応じて教科書等から加筆し、自分の考えをまとめておくこと	90minutes
		日本で外国人をめぐる問題には何があるか、ニュースなどを見ておくこと	90minutes
12.	景観権環境権の憲法上の位置づけ　景観権と環境権について	景観とは何か、景観をまもる意義は何か自分の考えをまとめておくこと	60minutes
		前回の講義について板書ノートを見直し、必要に応じて教科書等から加筆し、自分の考えをまとめておくこと	90minutes
		景観を重視するために、自分の	90minutes
13.	表現の自由とヘイトスピーチ１　表現の自由２　表現の自由の内容３　表現の自由の保障と調整４　ヘイトスピーチの規制	表現の自由とは何か調べておくこと	70minutes
		前回の講義について板書ノートを見直し、必要に応じて教科書等から加筆し、自分の考えをまとめておくこと	90minutes
			0minutes
14.	労働と法 1 労働基本権(勤労権) 2 勤務条件の法定 3 労働基本権の内容 4 公務員の労働基本権	憲法で保護される労働権とはなにか調べておくこと	50minutes
		本講義について板書ノートを見直し、必要に応じて教科書等から加筆しておくこと	90minutes
		日本で労働をめぐる問題には何があるか、ニュースなどを見ておくこと	90minutes
Total.	-	-	2420minutes

Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'

	達成度確認テスト（Scombで実施）	レスポンスペーパー（Scombで実施）	Total.
1.	45%	5%	50%
2.	20%	5%	25%
3.	15%	10%	25%
Total.	80%	20%	-

Evaluation method and criteria

達成度確認テスト（Scombで実施）では授業内で扱った概念を正しく理解し、区別することができる。また与えられた問題に含まれる問題点を法的思考に基づいて指摘し、合理的な見解をのべることができれば80点、概念について理解しているが、法的思考にもとづいての問題点の指摘が不十分、法的思考に基づく見解とは言い難い場合は60点とする。
レスポンスペーパー（Scombで実施）、指定された課題がどのような法的な問題を含むものか指摘し、その上で合理的な見解を展開していれば80点、どちらか一方はできているが、他方については十分とは言えない場合60点とする。

Textbooks and reference materials

新田浩司『法学憲法基礎』八千代出版　
六法等を特に購入する必要はないが、スマートフォンやタブレットの六法のアプリケーション（e六法、and六法など）をインストールしておくこと。

Prerequisites

特になし

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