構造力学は、土木分野のみならず、物作りの基本となる学問分野である。この分野の習得には、自ら繰り返し問題を解き、物理現象と併せて理解を深めていくことが必要となる。本講義では、構造力学１の講義と連続し、講義で行った内容の練習を目的とした演習を行うことにより、構造力学分野の理解を深めることを目的としている。講義自体は、演習であるので、その日に問題を配布し、教員、TAの指導の下、その日のうちに提出する形式で行う。
土木構造物を設計・建設していくうえで、構造力学を習得することは欠かすことができない。構造力学演習では、構造力学１の内容の演習を構造力学１と連続して行うことにより静定構造物の反力・断面力・変形を種々の方法で解く力を養うことを目的としている。
- 静定梁や静定トラスの挙動を分析し、断面力やたわみを求めることができる
- 柱の座屈挙動を理解し、座屈強度を求めることができる。さらに構造部材の挙動を分析し、構造体として強度算定に応用することができる
- 仕事とエネルギーについて理解し、カスティリアーノの定理・仮想仕事の原理を使って、静定構造（梁・トラス）の変位を求めることができる
| Class schedule | HW assignments (Including preparation and review of the class.) | Amount of Time Required | |
|---|---|---|---|
| 1. | 土木の力学の復讐 ・力のつりあい ・断面二次モーメント ・簡単な梁の問題 |
構造力学１の授業とあわせて復習をすること | 45minutes |
| 2. | 張出し梁とゲルバー梁 | 構造力学１の授業とあわせて復習をすること | 45minutes |
| 3. | 張出し梁とゲルバー梁 | 構造力学１の授業とあわせて復習をすること | 45minutes |
| 4. | たわみ方程式 ・領域分けをしない問題 |
構造力学１の授業とあわせて復習をすること | 45minutes |
| 5. | たわみ方程式 ・領域分けをする問題 |
構造力学１の授業とあわせて復習をすること | 45minutes |
| 6. | たわみ方程式と弾性荷重法によるたわみの計算 | 構造力学１の授業とあわせて復習をすること | 45minutes |
| 7. | 梁の影響線の導出とその応用 | 構造力学１の授業とあわせて復習をすること | 45minutes |
| 8. | トラスの軸力計算（格点法） | 構造力学１の授業とあわせて復習をすること | 45minutes |
| 9. | トラスの軸力計算（切断法） | 構造力学１の授業とあわせて復習をすること | 45minutes |
| 10. | 柱の座屈の問題 | 構造力学１の授業とあわせて復習をすること | 45minutes |
| 11. | 柱の座屈の問題（トラス部材の座屈を例題とする） | 構造力学１の授業とあわせて復習をすること | 45minutes |
| 12. | 梁およびトラスに蓄えられるひずみエネルギーに関する問題 | 構造力学１の授業とあわせて復習をすること | 45minutes |
| 13. | カスチリアーノの定理を用いた梁のたわみの計算 | 構造力学１の授業とあわせて復習をすること | 45minutes |
| 14. | カスチリアーノの定理を用いたトラスのたわみの計算 | 構造力学１の授業とあわせて復習をすること | 45minutes |
| Total. | - | - | 630minutes |
| 各回の課題 | Total. | |
|---|---|---|
| 1. | 60% | 60% |
| 2. | 20% | 20% |
| 3. | 20% | 20% |
| Total. | 100% | - |
- Non-social and professional independence development course
| Work experience | Work experience and relevance to the course content if applicable |
|---|---|
| N/A | N/A |
Last modified : Fri Mar 18 23:29:50 JST 2022