Course title
N2300400,P2300000,Q2300800,R2300600,V23002002
SDGs Management

NAKAGUCHI Takahiro Click to show questionnaire result at 2019
Course description
大宮キャンパスは環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を取得し、環境方針で「グリーンキャンパス」づくりを掲げ、環境への取り組みを推進してきた。環境マネジメントシステムを円滑に運用していくためには、キャンパスの構成員の多数を占める学生がこれらの内容を理解することが不可欠である。一方企業をみると、大企業の多くがISO14001の認証を取得しており、また近年では、2015年に国連が定めたSDGsに取り組む企業が飛躍的に増大している。
そこで本講義では、ISO14001の規格内容を学ぶとともに、企業等における取り組み内容を通じてSDGsについての理解を深めるものとする。
なお、履修登録前に選抜テストを行い、これを参考に選抜する(2020年度は実施済)。そのため、学生自らがガソットから履修登録することはできない。なお選抜にあたっては、後期の「SDGs・環境マネジメント実習」の履修予定者を優先する。
Purpose of class
本講義では、ISO14001の規格や企業のSDGsの取り組みについて理解することを通じ、SDGs達成に貢献する企業や大学のマネジメントシステムのあり方について考察することを目的とする。
授業は、市販のテキストと大宮キャンパスの環境マネジメントシステムの文書類を併用して行う。具体的には、授業の前半でISO14001の要求事項についてテキストで解説し、後半ではその日解説した規格の要求事項に関連する大宮キャンパスのISO14001文書類を閲覧しながら解説する。さらに、その日の内容について毎回確認の小テストを実施するとともに、前回までの復習も随時行う。
さらに、SDGsに関する企業の取り組みについて、電機、IT、機械、食品・薬品、建設、自動車、化学など業界ごとに毎回紹介する。
Goals and objectives
  1. SDGsと環境マネジメントシステムの関係について理解できる
  2. ISO14001の規格の要求事項を理解できる
  3. ISO14001に基づく環境マネジメントシステムの文書および運用体制を理解できる
  4. ISO14001の審査のしくみを理解できる
  5. SDGs達成に向けた企業等の取り組み内容を理解できる
Language
Japanese
Class schedule

Class schedule HW assignments (Including preparation and review of the class.) Amount of Time Required
1. 環境マネジメントシステム導入のメリット、履修者選抜試験 シラバスの確認 10minutes
2. 規格の特徴、リーダーシップ及びコミットメント、環境方針
企業のSDGsに関する取り組み事例
テキスト該当ページの購読 190minutes
3. 組織の役割・責任及び権限、著しい環境側面
企業のSDGsに関する取り組み事例
テキスト該当ページの購読 190minutes
4. 順守義務、環境目的、目的達成の計画
企業のSDGsに関する取り組み事例
テキスト該当ページの購読 190minutes
5. 脅威と機会に関連するリスク、資源、力量、認識
企業のSDGsに関する取り組み事例
テキスト該当ページの購読 190minutes
6. 中間テスト1、テスト解答の解説 テキスト該当ページの購読 300minutes
7. 内部・外部コミュニケーション、文書化された情報
企業のSDGsに関する取り組み事例
テキスト該当ページの購読 190minutes
8. 運用の計画及び管理、監視・測定、分析及び評価
企業のSDGsに関する取り組み事例
テキスト該当ページの購読 190minutes
9. 内部監査
企業のSDGsに関する取り組み事例
テキスト該当ページの購読 190minutes
10. マネジメントレビュー、不適合及び是正措置
企業のSDGsに関する取り組み事例
テキスト該当ページの購読 190minutes
11. 中間テスト2、テスト解答の解説 テキスト該当ページの購読 300minutes
12. アクティブラーニング テキスト該当ページの購読 190minutes
13. 特別講義 テキスト該当ページの購読 190minutes
14. 期末テストおよび解説 テキスト該当ページの購読 300minutes
Total. - - 2810minutes
Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'

毎回の小テスト 中間テスト 期末テスト 復習 Total.
1. 5% 10% 8% 2% 25%
2. 5% 10% 8% 2% 25%
3. 5% 10% 7% 2% 24%
4. 5% 7% 2% 14%
5. 10% 2% 12%
Total. 20% 40% 30% 10% -
Evaluation method and criteria
毎回の小テスト2点×10=20点(20%) 中間テスト20点×2=40点(40%)
期末テスト 30点(30%) 復習 (10%)
60点に到達するには、例えば毎回の小テストが満点で、2回ある中間テストで5割、期末テストで7割以上得点する必要がある
Textbooks and reference materials
ISO総合研究所「ISO14001 やるべきこと、気をつけるべきこと」あさ出版 毎回使います。必ず事前に生協で購入のこと
Prerequisites
定員は最大120名とする。授業の初回にプレースメントテストを行い、定員オーバーの場合にはこれを参考に選抜する。選抜にあたっては、後期の「SDGs・環境マネジメント実習」履修予定者を優先する。プレースメントテストで虚偽の記載をした場合、あとで単位を取り消すので十分注意すること。
初回に欠席した者の履修は認めない。
Office hours and How to contact professors for questions
  • 木曜日12:30~13:00、研究室に来ること。先約が入っている場合もあるので、事前にメールなどでアポイントメントを取っておくと確実である。
Regionally-oriented
Non-regionally-oriented course
Development of social and professional independence
  • Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
  • Course that cultivates a basic interpersonal skills
  • Course that cultivates a basic problem-solving skills
Active-learning course
About half of the classes are interactive
Course by professor with work experience
Work experience Work experience and relevance to the course content if applicable
Applicable 自治体の環境マネジメントシステムの構築・運用支援や講演を行った経験を活かし、ISO14001の規格についてわかりやすく解説する
Education related SDGs:the Sustainable Development Goals
  • 3.GOOD HEALTH AND WELL-BEING
  • 4.QUALITY EDUCATION
  • 6.CLEAN WATER AND SANITATION
  • 7.AFFORDABLE AND CLEAN ENERGY
  • 8.DECENT WORK AND ECONOMIC GROWTH
  • 9.INDUSTRY, INNOVATION AND INFRASTRUCTURE
  • 11.SUSTAINABLE CITIES AND COMMUNITIES
  • 12.RESPONSIBLE CONSUMPTION & PRODUCTION
  • 13.CLIMATE ACTION
  • 14.LIFE BELOW WATER
  • 15.LIFE ON LAND
  • 17.PARTNERSHIPS FOR THE GOALS
Feedback on exams, assignments, etc.
Last modified : Sat Sep 09 05:19:03 JST 2023