Course title
N2860200,P2860500,Q2860400,R2860300,V28601002
Data Science

HARADA Takuya

MOCHINAGA Dai

NAKAI Yutaka
Course description
本講義では世論調査、意識調査、市場調査等、社会調査を通して得られたデータから、必要な情報をいかにして引き出すかを解説する。具体的には社会現象の背景にある様々な原因を探ったり、予測を得るための技法として回帰分析とクロス表の分析を中心に教授し、これを用いながら様々な社会現象を解析する。なお、授業では必要に応じて問題演習と統計ソフトでの演習を随時取り入れながら進行する。
Purpose of class
社会調査データを分析するための統計解析法の基本を習得する。
Goals and objectives
  1. 社会調査における多変量データを分析するための主要な方法である回帰分析が行うことができる。
  2. カテゴリカル・データを分析するための主要な方法であるクロス表を分析できる。
  3. 多変量データにおける複雑な相関構造とさまざまな手法を理解することができる。
Language
Japanese
Class schedule

Class schedule HW assignments (Including preparation and review of the class.) Amount of Time Required
1. イントロダクション(一変数と多変数、量的変数と質的変数) よくシラバスを読んでおく。 100minutes
2. 社会的な関連性を表で表す(質的変数におけるクロス表と関連性の指標) 資料やテキストの関連個所をあらかじめ読み、疑問点を明確にしておく。 100minutes
3. 母集団でも関連性があるか(カイ二乗検定) 資料やテキストの関連個所をあらかじめ読み、疑問点を明確にしておく。 200minutes
4. 社会的な関連性のグラフ化・指標化(量的変数における散布図と相関係数) 資料やテキストの関連個所をあらかじめ読み、疑問点を明確にしておく。 200minutes
5. 社会的な関連性を直線で表す(単回帰式) 資料やテキストの関連個所をあらかじめ読み、疑問点を明確にしておく。 200minutes
6. 母集団でも関連性があるか(回帰係数の検定) 資料やテキストの関連個所をあらかじめ読み、疑問点を明確にしておく。 100minutes
7. どれだけ説明しているか(決定係数) 資料やテキストの関連個所をあらかじめ読み、疑問点を明確にしておく。 200minutes
8. さまざまな原因を探る(多変量解析の考え方) 資料やテキストの関連個所をあらかじめ読み、疑問点を明確にしておく。 100minutes
9. 社会的な関連性を平面で表す(重回帰式) 資料やテキストの関連個所をあらかじめ読み、疑問点を明確にしておく。 200minutes
10. 母集団でも関連性があるか(重回帰係数の検定) 資料やテキストの関連個所をあらかじめ読み、疑問点を明確にしておく。 100minutes
11. 社会現象の原因はなにか(疑似相関、変数のコントロール、偏相関係数、多重線形性) 資料やテキストの関連個所をあらかじめ読み、疑問点を明確にしておく。 200minutes
12. 社会現象の間接的な効果を調べる(パス解析、直接効果と間接効果、外生変数と内生変数) 資料やテキストの関連個所をあらかじめ読み、疑問点を明確にしておく。 100minutes
13. 社会的な変数間の潜在的な関連を調べる(因子分析と主成分分析、潜在変数と観測変数) 資料やテキストの関連個所をあらかじめ読み、疑問点を明確にしておく。 100minutes
14. 試験とその解説 授業中に解いた練習問題や課題に再度とりくみ、よく復習しておく。 800minutes
Total. - - 2700minutes
Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'

期末試験 授業課題 Total.
1. 28% 12% 40%
2. 21% 9% 30%
3. 21% 9% 30%
Total. 70% 30% -
Evaluation method and criteria
授業点+課題点=30% 試験=70%
・60点で例題が解けるレベル
Textbooks and reference materials
◆参考書として以下もあげておく:
神林博史・三輪哲『社会調査のための統計学』(技術評論社)
津島昌寛『数学嫌いのための社会統計学』(法律文化社)
涌井良幸・涌井貞美『図解でわかる回帰分析』(日本実業出版社)
太郎丸博『カテゴリカル・データ解析入門』(ナカニシヤ出版)
大村平『多変量解析のはなし』(日科技連)
石村貞夫・石村光資朗『入門はじめての多変量解析』(東京図書)
涌井良幸・涌井貞美『図解でわかる多変量解析』(日本実業出版社)
藤沢偉作『楽しく学べる多変量解析法』(現代数学社)
永田靖・棟近雅彦『多変量解析法入門』(サイエンス社)
三土修平『数学の要らない因子分析入門』(日本評論社)
豊田秀樹『原因をさぐる統計学』(ブルーバックス)
ボーンシュテット&ノーキ『社会統計学』(ハーベスト社)
Prerequisites
「社会ニーズ分析」の履修を奨励する。
Office hours and How to contact professors for questions
  • 木曜日のお昼休み、授業後に講義室か研究室、もしくはメールで事前に連絡してください。
Regionally-oriented
Non-regionally-oriented course
Development of social and professional independence
  • Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
  • Course that cultivates a basic problem-solving skills
Active-learning course
Most classes are interactive
Course by professor with work experience
Work experience Work experience and relevance to the course content if applicable
Applicable 民間企業に勤める特別講師による特別講義あり。統計解析が企業でどのように用いられているかを知ることができる。
Education related SDGs:the Sustainable Development Goals
  • 1.NO POVERTY
  • 2.ZERO HUNGER
  • 3.GOOD HEALTH AND WELL-BEING
  • 4.QUALITY EDUCATION
  • 5.GENDER EQUALITY
  • 6.CLEAN WATER AND SANITATION
  • 7.AFFORDABLE AND CLEAN ENERGY
  • 8.DECENT WORK AND ECONOMIC GROWTH
  • 9.INDUSTRY, INNOVATION AND INFRASTRUCTURE
  • 10.REDUCED INEQUALITIES
  • 11.SUSTAINABLE CITIES AND COMMUNITIES
  • 12.RESPONSIBLE CONSUMPTION & PRODUCTION
  • 13.CLIMATE ACTION
  • 14.LIFE BELOW WATER
  • 15.LIFE ON LAND
  • 16.PEACE, JUSTICE AND STRONG INSTITUTIONS
  • 17.PARTNERSHIPS FOR THE GOALS
Last modified : Mon May 23 04:36:16 JST 2022