Exercises in Social Systems Science

Course title

6M018600

	ICHIKAWA Manabu
	GOTO Yusuke

Course content

社会で利用可能な大規模なデータを適切に活用して対象の理解を深めることと、対象の特性に応じた適切なモデル利用による対象表現を行うこと、シミュレーションによる予測と分析は、Volatility，Uncertainty，Complexity，Ambiguity（VUCA）の時代における社会システムデザインのために強く要請されています。
本授業では、社会システム科学の中心的な方法の一つであるデータ分析とシミュレーション分析について、代表的な手法の一つであるエージェントベースシミュレーションの知識を活用し、実践を通じてスキルを体得します。
設定したテーマでエージェントベースシミュレーションを行い、成果を報告・発表します。
この授業は「社会システム科学特論」と連携しており、「社会システム科学特論」の履修を前提としています。

Purpose of class

授業の目的は以下の3つです。
1) エージェントベースシミュレーションについて、モデリングとシミュレーションの特徴を理解する。
2) エージェントベースシミュレーションを用いた社会システムデザインをすることができる。
3) エージェントベースシミュレーションを用いた社会システムデザインを説得的に説明できるようになる。

Goals and objectives

エージェントベースシミュレーションについて、モデリングとシミュレーションの特徴を説明できる
エージェントベースシミュレーションを用いた社会システムデザインをすることができる
エージェントベースシミュレーションを用いた社会システムデザインを説得的に説明できるようになる

Language

Japanese

Class schedule

	Class schedule	HW assignments (Including preparation and review of the class.)	Amount of Time Required
1．	ガイダンスと導入	シラバスを確認する	30minutes
1．	ガイダンスと導入	エージェントベースシミュレーションの方法について学習する	90minutes
2．	エージェントベースモデリングの基礎	エージェントベースシミュレーションについて復習する	120minutes
3．	テーマ設定と調査	テーマの調査	120minutes
4．	モデリング	モデリング作業	120minutes
5．	テーマ設定とモデリングへの第1回デザインレビュー	デザインレビュー結果の整理	120minutes
6．	モデリング	モデリング作業	120minutes
7．	モデリング	モデリング作業	120minutes
8．	シミュレーション分析の基礎	シミュレーション分析の復習	120minutes
9．	シミュレーション分析の計画	シミュレーション分析の計画	120minutes
10．	シミュレーション分析の計画への第2回デザインレビュー	デザインレビュー結果の整理	120minutes
11．	シミュレーション分析	シミュレーション分析	120minutes
12．	シミュレーション分析	シミュレーション分析	120minutes
13．	シミュレーション分析	シミュレーション分析と報告資料の作成	120minutes
14．	成果報告，第3回デザインレビュー	報告資料の作成とデザインレビュー結果の整理	120minutes
Total.	-	-	1680minutes

Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'

	デザインレビュー	最終発表	Total.
1.	30%	10%	40%
2.	10%	10%	20%
3.	10%	30%	40%
Total.	50%	50%	-

Evaluation method and criteria

デザインレビューと最終発表に対する評価をそれぞれ50点に換算し、100点満点中60点以上を合格とする。
なお、デザインレビューをうけ、最終発表の聴講・議論を行い相互評価に参加していることを合格の水準とする。

Feedback on exams, assignments, etc.

ways of feedback	specific contents about "Other"
Feedback in the class

Textbooks and reference materials

事前の自習用のテキストを別途配布します。

参考書：ナイジェル・ギルバート、クラウス・G・トロイチュ「社会シミュレーションの技法」日本評論社（2003）
参考書：高橋真吾、後藤裕介、大堀耕太郎「社会システムモデリング」共立出版（2022）

Prerequisites

授業ではシミュレーション環境（ソフトウェア）を利用します。PC（Windows/Mac/Linux）が必要ですので、授業時に持参してください。

Office hours and How to contact professors for questions

質問・相談などについては、Teams上より、指定されたチャンネルに投稿するか、教員へチャットで連絡を取ってください。送信する曜日や時間帯は気にしなくて良いです。

Regionally-oriented

Non-regionally-oriented course

Development of social and professional independence

Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
Course that cultivates a basic interpersonal skills
Course that cultivates a basic problem-solving skills

Active-learning course

Most classes are interactive

Course by professor with work experience

Work experience	Work experience and relevance to the course content if applicable
Applicable	厚生労働省の研究機関に在籍していた経験を生かし、保健・医療・福祉の領域におけるエージェントベースシミュレーションの活かされ方を紹介する。

Education related SDGs:the Sustainable Development Goals