9M446000
1 Environmental Engineering 5
本講義では、都市・地域(自治体・地区等)・建築物そのものやそこで使用・展開される技術・システム・施策(エネルギーシステム・脱炭素技術・資源循環システム等)を環境面・経済面・社会面から調査・分析し、その改善につなげるマネジメント手法について学ぶ。具体的には、ライフサイクルアセスメント(LCA)、マテリアルフロー分析(MFA)、地理情報システム(GIS)、フィールドワークや各種の社会調査法、環境外部性評価(表明選好法など)等を学ぶ。
本講義では、文献講読や現地調査を中心に基本的な知識を深め、ディスカッションを行う。その後各自(あるいはグループ)で自主研究を行い、手法の習得を確かなものにする。
都市・地域・建築物レベルでの持続可能性を進めるための手法を学び、自らのテーマを設定してその手法を適用して評価や分析ができるようにすること。
- 地域・都市・建築物の持続可能性に向けたマネジメントについて理解できる
- 地域・都市・建築物の持続可能性に向けたマネジメントに必要な様々な手法を取得する
- 取得した手法を実際の事例に用いることができる
|
Class schedule |
HW assignments (Including preparation and review of the class.) |
Amount of Time Required |
1. |
ガイダンス 文献講読(1):ライフサイクル思考の必要性
|
シラバスを確認しておく |
20minutes |
2. |
文献講読(2):ライフサイクルアセスメント(LCA)の基礎 |
文献の該当部分を読み、不明な点を整理しておくこと |
60minutes |
報告レジュメを作成しておくこと |
120minutes |
3. |
文献講読(3):LCAの地域・都市・建築物での適用(1):目的および調査範囲の設定 |
文献の該当部分を読み、不明な点を整理しておくこと |
60minutes |
報告レジュメを作成しておくこと |
120minutes |
4. |
文献講読(4):LCAの地域・都市・建築物での適用(2):インベントリ分析 |
文献の該当部分を読み、不明な点を整理しておくこと |
60minutes |
報告レジュメを作成しておくこと |
120minutes |
5. |
文献講読(5):LCAの都市・地域・建築物での適用(3):インパクト評価 |
文献の該当部分を読み、不明な点を整理しておくこと |
60minutes |
報告レジュメを作成しておくこと |
120minutes |
6. |
文献講読(6):LCAの都市・地域・建築物での適用(4):事例評価 |
文献の該当部分を読み、不明な点を整理しておくこと |
60minutes |
報告レジュメを作成しておくこと |
120minutes |
7. |
文献講読(7):社会・経済的側面からの評価 |
文献の該当部分を読み、不明な点を整理しておくこと |
60minutes |
報告レジュメを作成しておくこと |
120minutes |
8. |
中間まとめ |
これまでの学習を整理しておく |
400minutes |
9. |
フィールド調査(1):準備 |
見学先について資料を集めて熟読しておく |
100minutes |
10. |
フィールド調査(2):現地調査 |
見学先での質問を考えておく |
100minutes |
11. |
自主研究の報告・ディスカッション(1):テーマ設定 |
報告レジュメを作成しておく |
100minutes |
12. |
自主研究の報告・ディスカッション(2):データ収集状況の報告 |
必要なデータを収集する |
200minutes |
報告レジュメを作成しておく |
100minutes |
13. |
自主研究の報告・ディスカッション(3):データ分析状況の報告 |
データを分析する |
200minutes |
報告レジュメを作成しておく |
100minutes |
14. |
自主研究の報告・ディスカッション(4):研究成果の発表 |
報告レジュメを作成しておく |
250minutes |
Total. |
- |
- |
2650minutes |
Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'
|
報告と議論への参加 |
現地調査レポート |
自主研究レポート |
Total. |
1. |
10% |
5% |
0% |
15% |
2. |
10% |
10% |
20% |
40% |
3. |
10% |
5% |
30% |
45% |
Total. |
30% |
20% |
50% |
- |
Evaluation method and criteria
担当回の報告をしっかりと行い、議論にも積極的に参加できていれば30%(満点)。
現地調査に参加し、調査レポートが十分にできていれば20%(満点)。
自主研究について、調査分析を学んだ手法を用いた十分な考察ができていれば50%(満点)。
上記を合わせて60%以上で合格とする。
Feedback on exams, assignments, etc.
ways of feedback |
specific contents about "Other" |
Feedback in the class |
|
Textbooks and reference materials
教科書:玄地裕, 稲葉敦, 井村秀文 編「地域環境マネジメント入門−LCAによる解析と対策」東京大学出版会 ISBN978-4-13-062829-7
参考書:稲葉敦編著:「改訂版 演習で学ぶLCA−ライフサイクル思考から、LCAの実務まで」株式会社シーエーティ(生協のみで販売)
日本建築学会:「建物のLCA指針 -温暖化・資源消費・廃棄物対策のための評価ツール-」日本建築学会
「地域調査ことはじめ—あるく・みる・かく」梶田真、加藤政洋、仁平尊明編(ナカニシヤ出版)
その他、社会調査関連書籍
扱う内容が多岐にわたるため、受講生には教科書や参考書を用いた十分な予習・復習を求める。
Office hours and How to contact professors for questions
- 月・金曜日の担当授業時間外に研究室にて。事前にメールで連絡をすること。
Regionally-oriented course
Development of social and professional independence
- Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
- Course that cultivates a basic problem-solving skills
- Course that cultivates a basic interpersonal skills
- Course that cultivates a basic self-management skills
Most classes are interactive
Course by professor with work experience
Work experience |
Work experience and relevance to the course content if applicable |
N/A |
該当しない |
Education related SDGs:the Sustainable Development Goals
- 7.AFFORDABLE AND CLEAN ENERGY
- 11.SUSTAINABLE CITIES AND COMMUNITIES
- 12.RESPONSIBLE CONSUMPTION & PRODUCTION
- 13.CLIMATE ACTION
- 14.LIFE BELOW WATER
- 15.LIFE ON LAND
Last modified : Sat Sep 09 07:45:21 JST 2023