科目情報
1M519100
情報・メディア教育研究 / Information and Media Education /Exercise1
教授 大橋 裕太郎
授業の概要
情報社会の発展に対応すべく、小学校ではプログラミング教育が必修化され、高校では教科「情報」が再編されることとなり、将来的に大学入学共通テストに「情報」が加わるなど、教育の情報化が目まぐるしく進められていrる。さらに学校業務のICT化も進められるなど学校教育は変化の途上にある。こうした分野を本授業では「情報・メディア教育」と呼ぶ。本授業では、教育という営みを学校の中だけでとらえるのではなく、現代の高度デジタル情報社会という大きな枠組みの中で捉え直し、教育の内容だけでなく、教育の方法、社会の中の位置付けがどのように展開し変化するかにも目を向ける。
達成目標
  1. 情報・メディア教育、デジタル社会やテクノロジーと教育に関する⽇本語・英語の研究論⽂や文章を読みこなすことができるようになる
  2. 情報・メディア教育に対して批判的な⾒⽅を獲得し、批判的に分析できるようになる
  3. 社会学や情報(科・⼯)学の研究・調査・評価⼿法を理解し、研究論⽂や事例報告を執筆できるようになる
  4. 対象や⽬的にあわせて情報・メディア教育のカリキュラムデザインや授業設計ができるようになる
授業で使用する言語
日本語
授業計画
「情報・メディア教育」に関する調査研究の社会的要請が高まりつつあるが、これまでは「情報教育」や「メディアスタディーズ」、「教育政策」、「メディアリテラシー」といった単一、あるいは現象を輪切りにした分野に対象が限定されてしまうことが多く、こうしたテーマを学際的に研究できる体制が十分ではなかった。本科目では文献の読解を基礎としながら、教育統計、社会調査法、ドキュメント分析、メディアデザインといった調査研究や開発の手法を学習し、さらに論文指導や英語での学会発表の指導をおこなうことを想定しており、国際的に活躍できる研究者の育成を目指す。具体的な目標として、学会等での発表と論文誌への投稿を想定している。
評価方法と基準
毎回の出席と規定回のレポート提出、1回以上の学会等での研究発表をおこなうことで、最低限の達成目標(60点)に達したと判断する。
それ以上は、レポートや発表の質と回数から総合的に評価する。
試験・課題等のフィードバック
フィードバック方法 「その他」の具体的内容
教科書・参考書
教科書・参考書は特に定めない。資料を授業ごとに配布する。
履修登録前の準備
英語での発表を想定しているので、英語力を身につけておくと良い。
オフィスアワー、質問・相談の方法
  • 授業前後、メール、オンラインでの面談等で対応する。
地域志向
地域志向ではない科目
社会的・職業的自立力の育成
  • 知識活用力を育成する科目
  • 対人基礎力を育成する科目
  • 対自己基礎力を育成する科目
  • 対課題基礎力を育成する科目
アクティブ・ラーニング科目
能動的な学修への参加による授業が大部分
実務経験のある教員による授業科目
実務経験 具体的内容
該当しない 該当しない
SDGs(持続可能な開発目標)関連項目
  • 4.質の高い教育をみんなに
最終更新 : Sat Sep 09 08:40:21 JST 2023