情報処理演習，プログラミング，データ構造とアルゴリズム，コンピュータアーキテクチャ等で学んだ知識を実際の組込みシステムに適用し，実践的なシステムデザイン技術を習得する．具体的にはLinuxによるシステムプログラミングを行う．特にシェルプログラミング，マルチスレッドプログラミングとドライバーへの応用，通信プログラミングなどを実践する．
本授業の目的は，これまで1年生と2年生で修得した情報処理に関連する知識を実践的に使ってみることにより，さらに深いレベルで技術を理解することを目的とする．IT技術・ソフトウェアの専門家としての入口レベルに到達することを目標とする．
- Unix (Linux) の諸概念が理解でき，それらをプログラムに応用できる．
- 並行プログラミング，組み込みプログラミング，通信プログラムの基礎を理解し，それらのプログラムを作成できる．
- 最終課題の作成により，システム設計を行い，実装し，他者に理解しやすい形でまとめることができる．
| Class schedule | HW assignments (Including preparation and review of the class.) | Amount of Time Required | |
|---|---|---|---|
| 1. | Linuxの使い方1．シェルプログラミング． | 配布資料を理解し，課題を完成させること． | 280minutes |
| 2. | Linuxの使い方2．マルチプログラミングと同期． | 配布資料を理解し，課題を完成させること． | 280minutes |
| 3. | システムプログラミング1．クロス開発環境の修得．簡単なハード制御プログラミング． | 配布資料を理解し，課題を完成させること． | 280minutes |
| 4. | システムプログラミング2．ドライバーの動作の理解と実際のプログラミング． | 配布資料を理解し，課題を完成させること． | 280minutes |
| 5. | 通信のプログラミング1．ソケット通信． | 配布資料を理解し，課題を完成させること． | 280minutes |
| 6. | 通信プログミング2．HTTP通信． | 配布資料を理解し，課題を完成させること． | 280minutes |
| 7. | 最終課題の作成とレポートライティング． | 最終課題の完成ならびにレポート完成． | 280minutes |
| Total. | - | - | 1960minutes |
| レポート | Total. | |
|---|---|---|
| 1. | 33% | 33% |
| 2. | 33% | 33% |
| 3. | 34% | 34% |
| Total. | 100% | - |
レポートを3回提出する．レポートを技術内容の理解度，文章の了解性，プログラムの正確性（間違いの少なさ）などの観点で評価し，合計が60%以上を合格とする．プログラムが最低限動作する程度に内容を理解していれば60%である．
| ways of feedback | specific contents about "Other" |
|---|---|
| Feedback in the class |
- Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
- Course that cultivates a basic problem-solving skills
- Course that cultivates a basic self-management skills
| Work experience | Work experience and relevance to the course content if applicable |
|---|---|
| Applicable |
Last modified : Sat Sep 09 06:15:08 JST 2023