Course title
005959002
Information Technology and Information Society

NAKAMURA Hiroyuki Click to show questionnaire result at 2019
Course description
★★2023年度は試行的な授業形態をとる。詳細は初回の授業で説明する★★

情報社会と呼ばれるようになった現代社会では、私たちは日常的にパソコンやインターネット、携帯電話、タブレット型情報機器などの情報技術を利用している。
これらの様々な技術(情報技術)がある程度成熟したいま、情報技術を単に技術の問題としてではなく、社会の問題や人間の問題として考える視点が重要になってきている。たとえば、学生諸君が個人データの流出被害の問題やネット犯罪などの被害者になったり、知らないうちに加害者になったりすることもある。こうした例を具体的に取り上げ、情報技術の社会的課題に焦点をあてて検討する。
また、授業をとおして、情報がわれわれの生活や社会を変化させる要因、背景、問題、今後の方向などについて、学生諸君に自ら考えてもらう。
★この授業は、パソコンやインターネットの技術的な部分を中心に取り上げるのではなく、そうした技術が社会とどう関わっているのかを考える授業である。パソコンなどが苦手な人も安心して履修して欲しい。
★この授業は、情報工学、通信工学、土木工学、電気・電子工学、機械工学をはじめ、工学の視点を意識しながら、情報技術と社会との関連を考えるものである。
Purpose of class
情報技術がわれわれの生活や社会を変化させる要因、背景、問題、今後の方向などについて、自ら考え、行動する力をつける。
Goals and objectives
  1. 情報がわれわれの生活にいかに関わっているかを理解できる。
  2. 「情報」の社会的な意味を考えることができる。
  3. 情報技術の特性や情報技術が社会に与える影響について考えることができる。
Language
Japanese
Class schedule

Class schedule HW assignments (Including preparation and review of the class.) Amount of Time Required
1. イントロダクション:講義の概要とテーマの説明
“情報”の意味
上記の説明とディスカッションをもとに理解を深める
シラバスを読んでおく 30minutes
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う 90minutes
2. 情報の性質(1)-情報の特徴
上記の説明とディスカッションをもとに理解を深める
前回の授業をもとに身近な例で考えておく 60minutes
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う 60minutes
3. 情報の性質(2)-情報の力
上記の説明とディスカッションをもとに理解を深める
前回の授業をもとに身近な例で考えておく 60minutes
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う 60minutes
4. 情報技術の特徴
情報行動と生活・仕事の変化
上記の説明とディスカッションをもとに理解を深める
前回の授業をもとに身近な例で考えておく 60minutes
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う 60minutes
5. グループディスカッション
※人々の行動の変化と情報技術をテーマに
上記の説明とグループディスカッションをもとに理解を深める
与えられた課題に取り組む 180minutes
6. グループディスカッション
※人々の行動の変化と情報技術をテーマに
上記の説明とグループディスカッションをもとに理解を深める
与えられた課題に取り組む 240minutes
7. グループディスカッションの発表
グループごとに取り組んだ課題を発表する
与えられた課題に取り組む 180minutes
発表の準備を行う 180minutes
8. 情報社会論の系譜(1)
ー職種の変化に注目
上記の説明とディスカッションをもとに理解を深める
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う 30minutes
授業をもとに身近な例を考えておく 30minutes
9. 情報社会論の系譜(2)
ー社会システムの変化に注目
上記の説明とディスカッションをもとに理解を深める
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う 60minutes
前回の授業をもとに身近な例で考えておく 60minutes
10. 情報社会論の系譜(3)
ーネットワークに注目
上記の説明とディスカッションをもとに理解を深める
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う 60minutes
前回の授業をもとに身近な例で考えておく 60minutes
11. 情報環境を巡る社会的課題(1)
ー情報技術と市民生活の変化
上記の説明と実例、及びディスカッションをもとに理解を深める
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う 90minutes
前回の授業をもとに身近な例で考えておく 60minutes
12. 情報環境を巡る社会的課題(2)
ー公平性と情報
上記の説明と実例、及びディスカッションをもとに理解を深める
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う 90minutes
前回の授業をもとに身近な例で考えておく 60minutes
13. 情報環境を巡る社会的課題(3)
ー情報社会の権利・人権
上記の説明と実例、及びディスカッションをもとに理解を深める
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う 60minutes
前回の授業をもとに身近な例で考えておく 60minutes
期末試験に向けて、これまでの授業をすべて振り返り、ノートの整理など復習を行う 180minutes
14. 期末試験と総括 期末試験に向けて、これまでの授業をすべて振り返り、ノートの整理など復習を行う 490minutes
Total. - - 2650minutes
Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'

レポート・発表 期末試験 ディスカッション Total.
1. 10% 10% 10% 30%
2. 15% 10% 10% 35%
3. 15% 10% 10% 35%
Total. 40% 30% 30% -
Evaluation method and criteria
本授業では、レポート課題(グループディスカッション)と期末試験(レポートに替えることもある)を行う。
レポートは、与えられた課題を正しく理解し、十分な考察ができており、形式的にも問題なければ80%、発展的考察ができていれば満点。
期末試験では、講義内容を正しく理解し、十分な考察ができていれば80%、発展的な考察ができていれば満点。
本授業ではディスカッション(発言などをとおした授業への貢献)を重視する。
上記を合わせて総合評価し、100点満点に換算し、60点以上で合格とする。
授業の出席回数が授業回数の3分の2未満の場合、単位を認定しない。
Feedback on exams, assignments, etc.
ways of feedback specific contents about "Other"
Feedback in the class
Textbooks and reference materials
<教科書>テキストは使用せず、適宜プリントを配布する。
<参考書>講義中に示す。
Prerequisites
第1回目の授業で授業形態、授業内容、成績評価について詳細に説明するため、必ず出席すること。
Office hours and How to contact professors for questions
  • 豊洲校舎 前後期 金曜(授業担当時間以外)
    大宮校舎 前後期 水曜(授業担当時間以外)
    それ以外でも可。教員プロフィールにあるアドレスにメールで問い合わせること。
Regionally-oriented
Non-regionally-oriented course
Development of social and professional independence
  • Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
  • Course that cultivates a basic self-management skills
  • Course that cultivates a basic problem-solving skills
  • Course that cultivates a basic interpersonal skills
Active-learning course
About half of the classes are interactive
Course by professor with work experience
Work experience Work experience and relevance to the course content if applicable
N/A 該当しない
Education related SDGs:the Sustainable Development Goals
  • 4.QUALITY EDUCATION
  • 5.GENDER EQUALITY
  • 8.DECENT WORK AND ECONOMIC GROWTH
  • 9.INDUSTRY, INNOVATION AND INFRASTRUCTURE
  • 10.REDUCED INEQUALITIES
  • 12.RESPONSIBLE CONSUMPTION & PRODUCTION
Last modified : Sat Mar 16 04:07:40 JST 2024