Graduation Thesis2

Course title

L0740800

Graduation Thesis2

Course description

・情報工学科でこれまで学んだことの知識を基礎に、学生生活の総括として、各自それぞれ興味のある、あるいはさらに深く学んでみたいと思う卒業論文のテーマを選び、そのテーマにより指導教員を決定し、その教員の指導のもとに卒業論文をまとめる。これによって、研究の方法、結果の整理、論文のまとめ方、発表の方法などを習得し、４年間の学習結果とする。

・卒業研究２の実施に際しては、各学生は少なくとも週10時間、後期において14週、計140時間以上の時間をかけて取り組むものとする。このうち、授業時間としては60時間以上を確保し、卒研指導を行う。
研究テーマによっては、研究の一部を海外で実施する場合がある。

・卒業研究１の単位を取得していない場合、卒業研究２を受講することはできない。

Purpose of class

今までに学んだ知識を活用し、自分が設定した問題の解決に取り組むことで、社会に出たときに必要となる総合的能力を高める。

Goals and objectives

研究を通して、自分で問題を見つけて設定し、それを解決できる。
技術的文献を読んで理解し、また技術的文書を作成できる。
研究に関する議論に主体的に参加し、また研究成果について分かりやすく発表できる。

Language

Japanese

Research Guidance

基盤システム研究

Research Content

基盤システムとは，人と社会に貢献することを目的とする場合の基礎的なシステムをさす．基盤システムは，ある機能により実現するサービスを念頭におき，その要求分析，課題抽出を通じて仮説をたてそれに基づく設計/開発により実現するものである．システムの範囲や定義は広く，その内容を検討することから，研究を開始する．現在は, IT, IoT, AI などの技術を融合し，情報工学の技術を駆使した先駆的な研究開発に取り組んでいる．

研究室では，研究を通じて，研究開発の遂行能力をつけることを目標とし，
-調査，仮説，検証，検証における設計, 実装(開発力），実験計画力
-プレゼンテーション(論理的な表現の構成力，説明力，説得力）
を具体的に養うために卒業研究1, 卒業研究2の研究を遂行する．

また，これら以外にも，グループワーク，プロジェクトを実施し，経験の中で得られる知見により，能力を向上させる教育プログラムを充実させている．

Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'

	総合的技術能力	Total.
1.	40%	40%
2.	30%	30%
3.	30%	30%
Total.	100%	-

Evaluation method and criteria

合格するためには以下の３項目をすべて実施することが必要である。
(1) 卒業論文概要の提出
(2) 卒業論文の提出
(3) 卒業論文発表の実施

成績評価は、
・ゼミの出席態度など日常の取り組みの内容 60%
・卒業論文概要、卒業論文および発表の審査 40%
を合わせて100点とし、総合得点60点以上を合格とする。
ゼミに定期的に出席し、設定した研究テーマに関して十分に検討または実装し、評価した結果を卒業論文にまとめて、適切に発表できれば60点以上を与える。

卒業研究２の審査では、3人以上の教員により次の5つの行動特性に関して評価を行う。
(I) 適切な発表資料を作成できる
(II) 研究の目的・背景・関連研究について適切に検討している
(III) 研究の課題・解決方法・スケジュールについて適切に検討している
(IV) 挑戦的な姿勢で取り組んでいる（外部発表含む）
(V)質問に対して適切な受け答えができる

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