R0360000
2 Workshop on Environmental Systems Analysis
環境問題は複雑かつ多様であり、その解決のためにはさまざまな工学的手法が必要となる。
本講義では、環境に関連する統計データや実測データの読み方、分析手法を理解し、分析結果のまとめ方まで含めた一連のプロセスを、体系的に学修することを目的とする。
実測データの分析手法としては、統計処理およびデータ解析を行うための基礎的技術(エクセルによるデータ解析、プログラミングによるデータ解析の初歩)に焦点を当てる。なお、プログラミングの経験が全くない学生でも習得できるよう、本講義は演習形式で行うほか、基礎技術の事前学習を目的としたオンデマンド動画配信を併用する。
環境に関連する統計データや実測データの読み方、分析手法を理解し、分析結果のまとめ方まで含めた一連のプロセスを、体系的に学修することを目的とする。
- 学生は、環境関連データの種類や構造を理解し、分析目的に沿った環境関連統計データの入手方法を修得することができる。
- 学生は、エクセルの各種関数を用いて環境関連データについて記述統計量を算出し、算出結果に基づく考察を加えたレポートを作成することができる。
- 学生は、データ分析に必要なプログラミング技法(R、Python、C言語等)を用いて環境関連データについて記述統計量を算出することができる。
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Class schedule |
HW assignments (Including preparation and review of the class.) |
Amount of Time Required |
1. |
・授業構成ガイダンス ・統計データを使って日本の温室効果ガス排出状況を理解しよう1(エクセルを用いた分析)
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授業内容の復習とグループワーク |
200minutes |
2. |
・統計データを使って日本の温室効果ガス排出状況を理解しよう2(分析結果のディスカッションとレポート作成) |
課題提出 |
200minutes |
3. |
・統計データを使って日本のエネルギー需給構造を理解しよう1(エクセルを用いた分析) |
グループワークと課題提出 |
200minutes |
4. |
・統計データを使って日本のエネルギー需給構造を理解しよう2(分析結果のディスカッションとレポート作成) |
課題提出 |
200minutes |
5. |
日本の脱炭素に向けた方策を考える1 |
グループワーク |
200minutes |
6. |
日本の脱炭素に向けた方策を考える2 |
グループ発表会 |
200minutes |
7. |
・統計データを使って電力価格の推移と原因を理解しよう1(エクセルを用いた分析) |
授業内容の復習とグループワーク |
200minutes |
8. |
・統計データを使って電力価格の推移と原因を理解しよう1(分析結果のディスカッションとレポート作成) |
課題提出 |
200minutes |
9. |
・リアルタイムプライシングに関するグループディスカッション |
グループワークと課題提出 |
200minutes |
10. |
・データ処理プログラミングによる家庭の電力消費量分析1(エクセルによる分析) |
課題提出 |
200minutes |
11. |
・データ処理プログラミングによる家庭の電力消費量分析2(ソースコードの作成とエラー修正) |
授業内容の復習とグループワーク |
200minutes |
12. |
・データ処理プログラミングによる家庭の電力消費量分析3(グループワーク:分析結果のディスカッションと発表会資料作成) |
課題提出 |
200minutes |
13. |
・データ処理プログラミングによる家庭の電力消費量分析4(各グループによる分析結果発表会) |
課題提出 |
200minutes |
14. |
期末テストと講義のまとめ |
授業内容の復習 |
200minutes |
Total. |
- |
- |
2800minutes |
Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'
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課題評価 |
期末テスト |
Total. |
1. |
20% |
10% |
30% |
2. |
40% |
10% |
50% |
3. |
20% |
0% |
20% |
Total. |
80% |
20% |
- |
Evaluation method and criteria
成績評価方法:
以下の指標に基づき総合的に評価する。
・課題評価:8回×10点満点/回=計80点
※課題は全てScombに提出する。提出期日後の課題はいかなる理由があっても評価対象外とするため、余裕をもって期日までに課題を提出すること。
・期末テスト:20点満点
本授業は、合計60点以上を合格とする。
なお、本授業は演習形式で行うため、全14回中4回以上の欠席(遅刻3回で欠席1回とみなす。欠席届を受理した場合を除く。)は不合格とする。
Feedback on exams, assignments, etc.
ways of feedback |
specific contents about "Other" |
Feedback in the class |
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Textbooks and reference materials
教科書は用いない。講義資料を配布する。
エクセルの計算機能(特にsumif, sumifs, countif, countifs, vlookup, hlookup関数)を理解しておくことが望ましい。
Office hours and How to contact professors for questions
- 木曜日15時-16時半(事前にメールをください:t-iwata@shibaura-it.ac.jp)
Non-regionally-oriented course
Development of social and professional independence
- Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
- Course that cultivates a basic problem-solving skills
Most classes are interactive
Course by professor with work experience
Work experience |
Work experience and relevance to the course content if applicable |
Applicable |
エネルギー資源の開発・調達から需要地における消費に至るまでのエネルギーシステム全体に関する評価研究に従事してきた経験を生かし、最新のエネルギー関連統計データの読み方や分析方法、需要側で取得可能なエネルギーデータの統計的な処理手法について、演習形式で講義を行う。 |
Education related SDGs:the Sustainable Development Goals
- 7.AFFORDABLE AND CLEAN ENERGY
- 13.CLIMATE ACTION
Last modified : Sat Sep 09 07:27:26 JST 2023