Course title
S0243000,S02430012
Introduction to Structural Planning

OZAWA Yuki
Course description
 建築物はそれを利用する人々の安全及び財産を守らなければならない。とりわけ地震・台風・津波など、あらゆる自然の脅威にさらされる我が国においては、その構造をいかに計画するかは建築物の方向性を決定しうる非常に重要な意味を持っている。構造計画とは、設計プロセスにおける初期段階であり、ここで決定された方針が建築物の構造性能をほぼ決定するといっても過言ではない。空間と構造の合致した優れた構造計画を行うためには、荷重・材料・構造システム・法規・施工性・経済性など関連する広範な知識に立脚した豊かな発想や確かな先見性が設計者には求められる。本講義では構造計画の考え方及び検討を進める際に必要な様々な知識を、実例を交えながら解説する。
Purpose of class
日本の建築物が持つべき性能や、構造設計を行うに当たって必要となる基礎的な知識について身につける。
Goals and objectives

Goals and objectives Course Outcomes
1. 建築物における構造の役割、構造計画の重要性を理解することができる。
3.
,
4.
2. 構造システムの特徴を理解し、その利用法を実例を通して身に付けることができる。
3.
,
4.
3. 荷重・材料・工法等、構造計画を行う上で必要な各分野の知識と、その相互の関連について理解し説明することができる。
3.
,
4.
Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'

レポート 期末試験 Total.
1. 15% 20% 35%
2. 15% 20% 35%
3. 10% 20% 30%
Total. 40% 60% -
Language
Japanese
Class schedule

Class schedule HW assignments (Including preparation and review of the class.) Amount of Time Required
1. 構造計画の役割 プリント等を見直しておくこと。 190分
2. 自然災害と荷重条件 プリント等を見直しておくこと。 190分
3. 自然災害と荷重条件 プリント等を見直しておくこと。 190分
4. 構造の材料とその特徴
 鉄・鉄筋コンクリート・木材・その他
プリント等を見直しておくこと。 190分
5. ラーメン構造の構成とその応用
 純ラーメン・耐震壁付ラーメン・格子梁
プリント等を見直しておくこと。 190分
6. 耐震設計の概要1
 過去の地震被害と耐震規準
プリント等を見直しておくこと。 190分
7. 耐震設計の概要2
 層間変形角・偏心率・剛性率
プリント等を見直しておくこと。 190分
8. 壁的なシステムによる構造
 ブレース・RC壁式・組積造
プリント等を見直しておくこと。 190分
9. 木造による構造・工法
 在来軸組・2X4・集成材・木造ラーメン・伝統木造
プリント等を見直しておくこと。 190分
10. 圧縮系の空間構造システム
 アーチ・ドーム・ヴォールト・シェル
プリント等を見直しておくこと。 190分
11. 引張系・複合系の空間構造システム
 吊屋根・サスペンション・膜 ・トラス・張弦梁
プリント等を見直しておくこと。 190分
12. 地震に耐える技術
 耐震・免震・制振
プリント等を見直しておくこと。 190分
13. 地盤と基礎
 直接基礎・杭基礎・地盤改良工法
プリント等を見直しておくこと。 190分
14. 期末試験および解説 プリント等を見直しておくこと。 190分
Total. - - 2660分
Evaluation method and criteria
期末試験、レポートにより評価する。満点を100点とし、60点以上を合格とする。
Feedback on exams, assignments, etc.
ways of feedback specific contents about "Other"
Feedback in the class
Textbooks and reference materials
授業で配布するプリント
参考書:「空間・構造・物語」、斎藤公男、彰国社
Prerequisites
「力学の基礎」「構造力学・演習」等、構造系科目を履修していることが望ましい。
Office hours and How to contact professors for questions
  • 講義終了後
Regionally-oriented
Non-regionally-oriented course
Development of social and professional independence
  • Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
Active-learning course
N/A
Course by professor with work experience
Work experience Work experience and relevance to the course content if applicable
Applicable 実際の建物の構造設計や施工現場の監理の実務経験のある構造設計者が、その経験を生かして建築構造計画の基本的な知識や、その多様な展開を講義する。
Education related SDGs:the Sustainable Development Goals
  • 11.SUSTAINABLE CITIES AND COMMUNITIES
Last modified : Fri Jun 28 17:02:42 JST 2024