Course title
S0476000,S04760013
Experiments of Building Material and Construction

HAMASAKI Hitoshi

KANEKO Tatsuki
Course description
 建築材料や施工に関する技術は、座学による知識のみでは、実際の材料の詳細や現象を理解することは困難であり、自ら計画、施工し、その評価を行うことによって実体験を伴った知識として身につく。本授業では、コンクリート工事および外装工事に関連する材料および施工技術を取り上げ、構成材料の試験、材料の設計、製造、施工、評価と一連の流れを自ら行うことによって、実現象を伴う知識として身につける。また、データの収集・整理、考察などのレポート作成を通して、研究報告をまとめるための基礎技術を習得する。
Purpose of class
建築物に使用される材料のうち、特にコンクリートおよびコンクリートを構成する材料、タイル施工に着目し、自ら材料試験、設計、製造、管理(評価)を行うことで、建築材料および施工への理解を深める。
Goals and objectives

Goals and objectives Course Outcomes
1. 主要な建築材料の一つであるコンクリ−トについて、その組成や性質・性状を理解し、建築物の設計・施工にあたっての品質管理のあり方を体得する。
8.
,
9.
2. タイル施工、型枠工事、非破壊試験(鉄筋探査・強度推定)など、コンクリート材料以外の材料・施工に関する性質や施工方法を理解し、品質管理方法を体得する。
8.
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9.
3. 実験装置、計測機器、測量機器などの取扱い方法を体得し、得られたデ−タの処理・評価方法を研究報告(レポート)としてまとめる能力を身に付ける。
8.
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9.
4. 実験をグル−プによって実施しプレゼンテーションを行うことにより、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力等を身につける。
8.
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9.
Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'

レポート プレゼンテーション 実験への取り組み Total.
1. 20% 5% 25%
2. 20% 5% 25%
3. 20% 5% 25%
4. 20% 5% 25%
Total. 60% 20% 20% -
Language
Japanese
Class schedule

Class schedule HW assignments (Including preparation and review of the class.) Amount of Time Required
1. ガイダンス
材料・施工実験に関する概要説明
構造材料、仕上げ材料に関する復習 60分
2. セメントの強さ試験(概要説明、モルタル試験体作製) セメントに関する復習、試験規格に関する予習 60分
3. コンクリート材料(粗骨材・細骨材)の試験 試験装置の使い方の予習 60分
4. コンクリート材料(粗骨材・細骨材)の試験
レポート作成
骨材に関する復習、試験規格に関する予習 60分
レポート作成 240分
5. コンクリートの調合設計 調合設計に関する予習・復習 120分
6. 骨材の準備(骨材の含水状態の管理)
型枠の作製(型枠工事の理解と実践)
骨材調整に関する復習と予習 120分
7. コンクリートの製造、試験体作製(ミキサによる混練)
フレッシュコンクリートの試験(スランプ、空気量、単位容積質量)
フレッシュコンクリートの試験方法等に関する予習・復習 120分
8. 材齢7日におけるコンクリートの強度試験(圧縮、引張)
タイル施工用コンクリートの脱型
強度試験方法の予習 60分
9. タイル施工(タイルの張り付けの実践) タイルの種類や施工方法に関する予習・復習 120分
10. タイルの引張試験と評価 タイルの試験方法の予習・復習 120分
11. タイル施工に関するプレゼンテーション プレゼンテーションの準備 180分
12. 材齢28日におけるコンクリートの強度試験
コンクリートの静弾性係数試験
コンクリートの強度試験、弾性係数試験に関する予習・復習 120分
13. 鉄筋コンクリート部材の非破壊試験(強度推定、鉄筋探査)
状況によって、動画による最近の施工技術の学習
コンクリートの非破壊試験に関する予習・復習 120分
14. コンクリートの調合・強度等に関するレポートの作成 レポート作成 315分
Total. - - 1875分
Evaluation method and criteria
実験に関するレポート、プレゼンテーションおよび実験への取り組み状況を総合的に評価する。
レポートは100点満点で採点し、科学技術レポートとして必要最低限の記載があるものを60点とする。
Feedback on exams, assignments, etc.
ways of feedback specific contents about "Other"
Feedback in the class
Textbooks and reference materials
配布するプリントおよび資料
Prerequisites
構造材料、仕上げ材料、建築生産を履修していることが望ましい。
Office hours and How to contact professors for questions
  • 毎週水曜日の実験終了後
  • 研究室在室時(メールで連絡のこと)
Regionally-oriented
Non-regionally-oriented course
Development of social and professional independence
  • Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
  • Course that cultivates a basic interpersonal skills
  • Course that cultivates a basic problem-solving skills
  • Course that cultivates a basic self-management skills
Active-learning course
Most classes are interactive
Course by professor with work experience
Work experience Work experience and relevance to the course content if applicable
Applicable 行政機関および公的研究機関において建築材料および施工に関する法制度、技術基準、仕様書等の作成を行っていた教員、および民間企業の技術研究所に所属する教員が授業を行う。
Education related SDGs:the Sustainable Development Goals
  • 8.DECENT WORK AND ECONOMIC GROWTH
  • 9.INDUSTRY, INNOVATION AND INFRASTRUCTURE
  • 11.SUSTAINABLE CITIES AND COMMUNITIES
  • 12.RESPONSIBLE CONSUMPTION & PRODUCTION
Last modified : Fri Jun 28 17:04:42 JST 2024