6M018800
1 Special Lecture on Social Systems Science
社会で利用可能な大規模なデータを適切に活用して対象の理解を深めることと、対象の特性に応じた適切なモデル利用による対象表現を行うこと、シミュレーションによる予測と分析は、Volatility,Uncertainty,Complexity,Ambiguity(VUCA)の時代における社会システムデザインのために強く要請されています。
本授業では、社会システム科学の中心的な方法の一つであるデータ分析とシミュレーション分析について、代表的な手法の知識を学び、実践を通じてスキルを体得します。
各手法について、設定したテーマでデータ分析・モデリング・シミュレーションを行い、成果を報告・発表します。
授業の目的は以下の3つです。
1) 社会システム科学の中心的な方法の一つであるデータ分析とシミュレーション分析について、代表的な手法の概要・特徴を理解する。
2) データ分析とシミュレーション分析の代表的な手法を用いた社会システムデザインをすることができる。
3) データ分析とシミュレーション分析の代表的な手法を用いた社会システムデザインを説得的に説明できるようになる。
- 社会システム科学の中心的な方法の一つであるデータ分析とシミュレーション分析について、代表的な手法の概要・特徴を説明できる
- データ分析とシミュレーション分析の代表的な手法を用いた社会システムデザインをすることができる
- データ分析とシミュレーション分析の代表的な手法を用いた社会システムデザインを説得的に説明できるようになる
Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'
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レポート |
発表 |
Total. |
1. |
30% |
10% |
40% |
2. |
10% |
10% |
20% |
3. |
10% |
30% |
40% |
Total. |
50% |
50% |
- |
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Class schedule |
HW assignments (Including preparation and review of the class.) |
Amount of Time Required |
1. |
ガイダンスと導入 |
シラバスを確認する |
40minutes |
データ分析とシミュレーション分析について、代表的な手法を学修する |
150minutes |
2. |
データ分析とシミュレーション分析のためのツール |
データ分析とシミュレーション分析のためのツールについて復習する |
190minutes |
3. |
社会システムのモデリング(1) |
モデリングの課題に取り組む |
190minutes |
4. |
社会システムのモデリング(2) |
モデリングの課題に取り組む |
190minutes |
5. |
システムダイナミクスの概要とテーマ設定 |
報告資料の作成、テーマの調査 |
190minutes |
6. |
1st Review |
テーマの調査、報告資料の作成 |
190minutes |
7. |
データ分析とモデリング(1) |
データ分析とモデリング |
190minutes |
8. |
データ分析とモデリング(2) |
データ分析とモデリング |
190minutes |
9. |
Modelling Review |
報告資料の作成 |
190minutes |
10. |
データ分析とモデリング(3) |
データ分析とモデリング |
190minutes |
11. |
シミュレーションの実践(1) |
シミュレーションと分析 |
190minutes |
12. |
シミュレーションの実践(2) |
シミュレーションと分析 |
190minutes |
13. |
シミュレーションの実践(3)とプレゼンテーション準備 |
シミュレーションと分析、報告資料の作成 |
190minutes |
14. |
Simulation Review (Final Review) |
報告資料の作成 |
190minutes |
Total. |
- |
- |
2660minutes |
Evaluation method and criteria
デザインレビューと最終発表に対する評価をそれぞれ50点に換算し、100点満点中60点以上を合格とする。
なお、デザインレビューをうけ、最終発表の聴講・議論を行い相互評価に参加していることを合格の水準とする。
Feedback on exams, assignments, etc.
ways of feedback |
specific contents about "Other" |
Feedback in the class |
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Textbooks and reference materials
参考書:ナイジェル・ギルバート、クラウス・G・トロイチュ「社会シミュレーションの技法」日本評論社(2003)
参考書:高橋真吾、後藤裕介、大堀耕太郎「社会システムモデリング」共立出版(2022)
授業ではシミュレーション環境(ソフトウェア)を利用します。PC(Windows)が必要ですので、授業時に持参してください。
Office hours and How to contact professors for questions
- 質問・相談などについては、Teams上より、指定されたチャンネルに投稿するか、教員へチャットで連絡を取ってください。送信する曜日や時間帯は気にしなくて良いです。
Non-regionally-oriented course
Development of social and professional independence
- Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
- Course that cultivates a basic interpersonal skills
- Course that cultivates a basic problem-solving skills
Most classes are interactive
Course by professor with work experience
Work experience |
Work experience and relevance to the course content if applicable |
Applicable |
厚生労働省の研究機関に在籍していた経験を生かし、保健・医療・福祉の領域におけるデータ分析・シミュレーションの活用例を交えながら、行政でのデータ・サイエンスの活かされ方を紹介する。 |
Education related SDGs:the Sustainable Development Goals
- 3.GOOD HEALTH AND WELL-BEING
- 4.QUALITY EDUCATION
- 7.AFFORDABLE AND CLEAN ENERGY
- 8.DECENT WORK AND ECONOMIC GROWTH
- 9.INDUSTRY, INNOVATION AND INFRASTRUCTURE
- 11.SUSTAINABLE CITIES AND COMMUNITIES
Last modified : Fri Jun 28 16:34:40 JST 2024