科目情報
40072600
芝浦工業大学通論 / An Introduction of Shibaura Institute of Technology
教授 榊原 暢久
授業の概要
この授業では、大学の執行幹部(学長、理工学研究科長)による教学理念やビジョン、社会と工学との関わり、大学の現状と未来、学内で利用できる学生支援を聞くとともに、本学の歴史を批判的に振り返ります。その後、卒業生による社会からみた本学の姿や学生に対するアドバイスなどを受けながら、大学やそこに在籍する自分自身を本音で見直す機会とします。外部の調査結果によると、多くの大学に入学してくる新入生の大部分は不本意入学者だと言われています。それは本学の学生調査にも見られる傾向です。しかし、学ぶこと自体は本来どこの大学でもできるはずであり、能動的に学んでいけるか否かは、自らが在籍する大学に根を張り、自分らしく学ぼうと思えるか否かということでしょう。皆さんの学ぶ意欲向上の一助となるのがこの講義です。
授業の目的
芝浦工業大学がどんな大学で、どんな経緯を経て現在の大学として存在するのか、卒業生がどんな思いで学び、本学や本学での学びを現在どう捉えているのかをこの講義で共有することで、芝浦工業大学に対する誇りをもち、この後の大学生活をさらに意義あるものとすることができます。
達成目標と学修・教育到達目標との対応

達成目標 学修・教育到達目標との対応
1. 本学の歴史について理解を深め、主要な事柄について説明できる。
A
2. 本学の建学の理念や教育方針、学内で利用できる学生支援について説明できる。
A
3. 社会に貢献する理工学人材とは何かを多様な視点から捉え、大学で学ぶ意味や学生としての在り方などについて自分なりの考えをまとめることができる。
A
達成目標との対応・割合

小テスト MP レポート ポスター発表 合計
1. 24% 6% 30%
2. 12% 10% 5% 27%
3. 18% 10% 15% 43%
4. 0%
合計 24% 36% 20% 20% -
授業で使用する言語
日本語
授業計画

授業計画 授業時間外課題(予習および復習を含む) 必要学習時間
1. 序論
・講義の狙い
・講義の進め方
・レポートの書き方 など
シラバスを読み、本科目の全体像を理解しておくこと。 20分
2. 芝浦工業大学の教学理念・ビジョン(学長) 芝浦検定問題集を予習しておくこと。 40分
配布シラバスを熟読する 20分
3. 大学院の教学理念・ビジョン(理工学研究科長) 芝浦検定問題集を予習しておくこと。 40分
レポート1作成準備 150分
4. Scombによるテスト予行練習、4年間のカリキュラムで学ぶ学修・教育到達目標 芝浦検定問題集を予習しておくこと。 40分
レポート1作成準備 240分
5. 学内で利用できるstudent job、学生プロジェクト等 芝浦検定問題集を予習しておくこと。 40分
レポート1作成準備 240分
6. Scombによるテスト1回目、
芝浦工業大学の歴史1
  ・開学から芝浦工業大学まで、レポート1回目提出
芝浦検定問題集を予習しておくこと。 40分
レポート1作成準備 240分
7. 芝浦工業大学の歴史2
  ・大学紛争とスポーツ大学
  ・大学の再興・発展
芝浦検定問題集を予習しておくこと。 40分
レポート2作成準備 240分
8. Scombによるテスト2回目、
ポスター発表課題説明、グループによる構想作成
レポート2作成準備 240分
9. 芝浦工業大学で学んだこと(社会で活躍する卒業生1)
  (講師は後日決定する)、
レポート2回目提出
レポート2作成準備 240分
ポスター準備 150分
10. 芝浦工業大学で学んだこと(社会で活躍する卒業生2)
  (講師は後日決定する)
ポスター準備 150分
11. 芝浦工業大学で学んだこと(社会で活躍する卒業生3)
  (講師は後日決定する)
ポスター準備 150分
12. 芝浦工業大学で学んだこと(社会で活躍する卒業生4)
  (講師は後日決定する)
ポスター準備 150分
13. 芝浦工業大学で学んだこと(社会で活躍する卒業生5)
  (講師は後日決定する)、
ポスター提出
ポスター準備 150分
14. ポスター発表 ポスター発表準備 180分
合計 - - 2800分
評価方法と基準
配布するシラバスで説明する単位認定のための前提条件を満たした学生については、小テストの点数(2回実施し、高い点数を成績に算入24点満点)、毎回のミニッツペーパーの合計点(3点×12回=36点満点)、2回のレポートの合計点(10点×2回=20点満点)、ポスター発表20点の合計で評価し、60点以上を合格とします。

評価基準は以下のとおりです。
・課題の要求に沿って答えている。目標(下限)レベルに達している。・・60%
・課題の要求に適切かつ論理的に答えている。目標レベルを満たしている。・・70%
・課題の要求を超えた優れた回答。目標レベルを上回る。・・80%以上
試験・課題等のフィードバック
フィードバック方法 「その他」の具体的内容
授業外(ScombZ・メール等)でフィードバックを行います。
教科書・参考書
適宜、資料を配布する
履修登録前の準備
特になし
オフィスアワー、質問・相談の方法
  • 授業前後に質問してくれてもかまいませんし、メールでの質問もOKです。
地域志向
地域志向ではない科目
社会的・職業的自立力の育成
  • 対課題基礎力を育成する科目
アクティブ・ラーニング科目
能動的な学修への参加を取り入れた授業が1コマ分以上
実務経験のある教員による授業科目
実務経験 具体的内容
該当しない 該当しない
SDGs(持続可能な開発目標)関連項目
  • 4.質の高い教育をみんなに
最終更新 : Tue Sep 17 18:15:39 JST 2024