科目情報
40211200
マーケティング概論 / Introduction to Marketing
教授 原田 曜平
授業の概要
もう消費すら快楽でなくなった時代。若者車離れ、海外離れ、お酒離れ、恋愛離れ。貧しかった発展ステージにおけるマーケティングは「生活を豊かにする」「便利にする」ことだけを考えれば良い、今から考えると非常に短絡的な発想やスキルで済んだが、豊かな成熟ステージにおり、複雑化した現代におけるマーケティングはそれとは大きく異なっている。加えて、グローバル化とデジタル化の大きな波も同時にマーケティング領域に襲来している。この成熟期における、グローバル×デジタルの最先端のマーケティングをこの授業で学ぶ。
授業の目的
ヒット商品やトレンドなどから現代消費者の消費性向を学び、その分析ができるようになる。テクノロジー発想、技術発想は日本の大きな武器ではあるが、ややもするとこれに偏りがちな理工系の学生にこそヒット商品やトレンドの分析方法をここで学び、トンレド感度を磨くことも目的である。
達成目標と学修・教育到達目標との対応

達成目標 学修・教育到達目標との対応
1. マーケティングの基礎を理解できるようになる(「マーケティング」とは何かを明確に他人に説明できるようになる)
2. ヒット商品、トレンドが分析できるようになる
3. 現代のマーケティングに必要なSNS発信について説明できるようになる
達成目標との対応・割合

中間試験 期末試験 合計
1. 20% 15% 35%
2. 15% 15% 30%
3. 15% 20% 35%
合計 50% 50% -
授業で使用する言語
日本語
授業計画

授業計画 授業時間外課題(予習および復習を含む) 必要学習時間
1. 自己紹介、過去業務紹介、授業の意義・今後の方針 シラバス読み込み 40分
2. マーケティング概論① 前回の復習 90分
3. マーケティング概論② 前回の復習 90分
4. 消費者インサイト講義① 前回の復習 90分
5. インサイト講義② 前回の復習 90分
6. インサイト講義③ 前回の復習 90分
7. 中間試験①:ヒット商品・トレンド収集・分析・個人発表① 情報収集、個人発表準備 90分
企画、制作 360分
8. 中間試験②:ヒット商品・トレンド収集・分析・個人発表② 情報収集、個人発表準備 90分
企画、制作 360分
9. S N Sマーケティング講義① 前回の復習 90分
10. S N Sマーケティング講義② 前回の復習 90分
11. S N Sマーケティング演習① 前回の復習 90分
12. S N Sマーケティング演習② 前回の復習 90分
13. 期末試験①:ヒット商品・トレンド収集・分析・グループ動画制作① ディスカッション、動画制作、発表 90分
企画、制作 360分
14. 期末試験②:ヒット商品・トレンド収集・分析・グループ動画制作② ディスカッション、動画制作、発表 90分
企画、制作 360分
合計 - - 2650分
評価方法と基準
中間試験のヒット商品分析の個人発表50%、期末試験のグループによるヒット商品分析のyoutube動画制作50%。評価基準は以下のと
おりです。・課題の要求に沿って答えている。目標(下限)レベルに達している。・・60%・課題の要求に適切かつ論理的に答えている。目標レベルを満たしている。・・70%・課題の要求を超えた優れた回答。目標レベルを上回る。・・80%以上なお、実際に動画はyoutubeにアップし、再生回数も評価に入れる。
試験・課題等のフィードバック
フィードバック方法 「その他」の具体的内容
授業内でフィードバックを行います。
教科書・参考書
以下参考書です。Z世代(光文社)、それ、なんで流行っているの?(ディズカバー)、世代論の教科書(東洋経済)、ヤンキー経済(幻冬舎)、平成トレンド史(角川)、さとり世代(角川)
履修登録前の準備
特になし
オフィスアワー、質問・相談の方法
  • オフィスにいる時(まだ現時点では予定が決まっていません。授業でお伝えします)、あるいはメールやラインでいつでも
地域志向
地域志向ではない科目
社会的・職業的自立力の育成
  • 対課題基礎力を育成する科目
アクティブ・ラーニング科目
能動的な学修への参加による授業が大部分
実務経験のある教員による授業科目
実務経験 具体的内容
該当する 広告会社のマーケティング職種で培った経験
SDGs(持続可能な開発目標)関連項目
  • 8.働きがいも経済成長も
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12.つくる責任 使う責任
最終更新 : Tue Sep 17 18:26:01 JST 2024