Course title
H00230002
General Lectures on Civil Engineering

NAKAGAWA Masafumi

IYODA Takeshi
Course description
土木工学科の教員全員で講義を実施する。高度な専門性を有する講義、演習、実習や研究内容を通して土木分野の最新情報や研究活動への理解を深めてもらう。教員は1回の研究紹介と5回の担当講義を実施する。学生は教員の研究紹介3回の講義と選択した2テーマ(2教員)の10回の講義を受講し、各教員の作成する期末試験を受験する。
以下に各教員の講義内容の例を示す。

・アルミブリッジの設計製作・載荷試験や実験(引張・脆性破壊・疲労)、橋梁工場見学を通じ、鋼材及び鋼橋の破壊の問題点の発見・解決する能力を身につける。(穴見)
・地盤を利活用した様々な地盤構造物の開発・利用の歴史と現状,さらには地盤構造物の建設・防災・環境に係わる技術などを学習する。(稲積)
・建設材料に興味を持ちものづくりの楽しさを理解するために、班別にミニチュアカヌーを設計・製作し、自由な発想の設計施工によるコンペを行う。(伊代田)
・交通計画技術(交通需要予測,費用便益分析)を学生が大学近隣住民へわかり易く説明・質疑応答を行うことをゴールに、自律型対話教育プログラムを実施する。(岩倉)
・日本が抱える橋梁の高齢化問題を意識させ、更に土木施設の老朽化が市民に与えるリスクを理解し、戦略的な維持管理による危険回避に関する能力を身につける。(勝木)
・土木工学と経済学、心理学、数学、社会学との関連から、市民生活に関わるまちづくり、
防災、景観、地域産業の問題を発見し、解決方法を考える能力を身に付ける。(共通系)
・常時微動の性質とそれを利用した工学的な活用方法を説明する。微動計を用いた実測も行い、防災技術に関するに問題点の発見、解決する能力を身に付ける。(紺野)
・斬新な空間情報サービスを提案することをテーマに、5トピック・10課題を反転授業で実施し、土木分野へ適用する方法を提案することを目標とする。(中川)
・地盤材料のばらつきを設計で考慮する上で必要な最尤法とベイズ推論を理解し、実問題に対し適用できる能力を身につける。(並河)
・水文量の統計解析手法や温暖化と水循環の変化について学び、気候変動を踏まえた土木計画について理解する能力を身につける。(平林)
・河川流域での洪水対策・水資源開発・生態系保全などに関して、河道の樹林化現象、河川水温管理問題など河川工学の現代的諸課題を理解する能力を身につける。(宮本)
・都市空間における人の行動を分析するための数理技術を学び、都市・交通政策の評価・議論を行うことを通じて、都市の分析・計画技術の基礎を身につける。(大山)
・サステナブルな社会の実現に向けて、SDGsを用いて日本における持続可能な開発への達成度の現状と課題を理解し、達成に貢献する取り組みを提案する。(マイケル)
・移動軌跡等の交通行動データの可視化及び解析手法を学び、行動データの有効利用が期待される分野で行動変容を促す社会実験の設計の基礎を身につける。(楽)
Purpose of class
高度な専門性を有する補足講義、演習や実習などを通して土木についての最新情報に触れ理解を深めてもらう。また、教員の研究を紹介することで研究活動にも興味をもってもらう。
Goals and objectives
  1. 土木工学科の教員が行っている研究について理解を深め、土木工学の最新情報を得るとともに、卒業研究に取り組む準備をすることができる
  2. グループでの作業を通して、ディスカッション能力を身につけることができる
  3. 自分からテーマを見つけ、自主的に学習する能力を身につけることができる。
Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'

研究紹介レポート 講義レポート 講義レポート2 Total.
1. 20% 10% 10% 40%
2. 10% 10% 20%
3. 20% 20% 40%
Total. 20% 40% 40% -
Evaluation method and criteria
13回以上の講義の出席を満たさない場合は採点しない。
研究紹介におけるレポート20%、
講義1のレポート(40%)講義2のレポート(40%)で成績付与する.
Language
Japanese
Class schedule

Class schedule HW assignments (Including preparation and review of the class.) Amount of Time Required
1. ガイダンス(教務担当教員)
研究紹介(4名)
関心のあるテーマの関連事項を事前に調べておく. 60minutes
どのテーマを選択するか復習して考える 60minutes
2. 研究紹介(4名) 関心のあるテーマの関連事項を事前に調べておく. 60minutes
どのテーマを選択するか復習して考える 60minutes
3. 研究紹介(4名) 関心のあるテーマの関連事項を事前に調べておく. 60minutes
どのテーマを選択するか復習して考える 60minutes
4. 講義1−1 選択したテーマの関連事項を事前に調べておく. 60minutes
講義内容について自分で調べて深く学ぶ 60minutes
5. 講義2−1 選択したテーマの関連事項を事前に調べておく. 60minutes
講義内容について自分で調べて深く学ぶ 60minutes
6. 講義1−2 選択したテーマの関連事項を事前に調べておく. 60minutes
講義内容について自分で調べて深く学ぶ 60minutes
7. 講義2−2 選択したテーマの関連事項を事前に調べておく. 60minutes
講義内容について自分で調べて深く学ぶ 60minutes
8. 講義1−3 選択したテーマの関連事項を事前に調べておく. 60minutes
講義内容について自分で調べて深く学ぶ 60minutes
課題レポートの作成準備 120minutes
9. 講義2−3 選択したテーマの関連事項を事前に調べておく. 60minutes
講義内容について自分で調べて深く学ぶ 60minutes
課題レポートの作成準備 120minutes
10. 講義1−4 選択したテーマの関連事項を事前に調べておく. 60minutes
講義内容について自分で調べて深く学ぶ 60minutes
課題レポートの作成 120minutes
11. 講義2−4 選択したテーマの関連事項を事前に調べておく. 60minutes
講義内容について自分で調べて深く学ぶ 60minutes
課題レポートの作成 120minutes
12. 講義1−5 選択したテーマの関連事項を事前に調べておく. 60minutes
講義内容について自分で調べて深く学ぶ 60minutes
課題レポートの作成 120minutes
13. 講義2−5 選択したテーマの関連事項を事前に調べておく. 60minutes
講義内容について自分で調べて深く学ぶ 60minutes
課題レポートの作成 120minutes
14. 最終レポートまたは試験 総復習を行う. 370minutes
Total. - - 2650minutes
Feedback on exams, assignments, etc.
ways of feedback specific contents about "Other"
Feedback in the class
Textbooks and reference materials
教員がテーマごとに分担するので、関連する文献、資料を事業中に配布する
Prerequisites
土木に関連する分野を広く勉強しておいてほしい
Office hours and How to contact professors for questions
  • 講義終了後、各教員の研究室にて質問を受ける。
Regionally-oriented
Non-regionally-oriented course
Development of social and professional independence
  • Course that cultivates a basic problem-solving skills
Active-learning course
N/A
Course by professor with work experience
Work experience Work experience and relevance to the course content if applicable
N/A N/A
Education related SDGs:the Sustainable Development Goals
  • 1.NO POVERTY
  • 6.CLEAN WATER AND SANITATION
  • 11.SUSTAINABLE CITIES AND COMMUNITIES
  • 12.RESPONSIBLE CONSUMPTION & PRODUCTION
  • 13.CLIMATE ACTION
Last modified : Sat Mar 08 04:17:39 JST 2025