Course title
H00490003
Maintenance Management Engineering

IYODA Takeshi
Course description
公共事業の本質・歴史や建設マネジメントを概略した上で、今後さらに拡大するといえる社会資本ストックの維持管理手法について、コンクリート構造物を例にとり概説する。社会にでて需要が増加すると考えられる維持管理を理解させる。
社会で一線で活躍している方々に話題提供をいただき、実際の維持管理について触れる。
同期の意見を聞き、今後の建設業界の将来像を議論する。
Purpose of class
今後、増加する維持管理を理解し、建設業界への興味を深める。
Goals and objectives
  1. 公共事業の本質や歴史を理解・分析できる。
  2. 日本における社会情勢を理解し、どのように仕事していくかを考えることができる。
  3. 建設業界の将来像を自分なりの考えとしてイメージできる。また将来の就職のイメージをつけられる。
  4. 維持管理手法について理解し応用できる能力を身につける
  5. 非破壊試験による診断を理解できる
Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'

講義ごとのレポート レポート1 レポート2 Total.
1. 2% 20% 22%
2. 2% 25% 27%
3. 2% 40% 42%
4. 2% 2% 4%
5. 2% 3% 5%
Total. 10% 45% 45% -
Evaluation method and criteria
レポート課題【2回】(90%)
講義への積極的な参加態度(10%)で評価。
 ・レポート1)資料または書籍を読んだまとめと自分の意見
 ・レポート2)ディスカッションの内容のまとめと自分の意見
レポートの点数が両方で60点以上を合格とする。
Language
Japanese
Class schedule

Class schedule HW assignments (Including preparation and review of the class.) Amount of Time Required
1. 公共事業と社会資本(導入)
  講義の進め方、公共工事の概説
マテリアルデザインの講義ノートを復習する 40minutes
2. 公共事業の変遷と諸外国との比較
  日本とアメリカの比較による公共事業の取扱いについて
講義ノートをダウンロードして目を通してくる 20minutes
3. 公共事業の歴史 ビデオ観賞
  日本の公共事業の整備の歴史を映像で確認
社会資本整備マネジメント(建設マネジメントシステム)
  建設マネジメント論について簡単に触れる
講義ノートをダウンロードして目を通してくる 20minutes
公共事業に関する新聞記事を一つ探してくる 20minutes
4. 社会情勢と公共事業
  少子高齢化や資金調達の困難さと公共工事について
講義ノートをダウンロードして目を通してくる 20minutes
社会問題化されている少子高齢化について、新聞や雑誌を読んでくる 20minutes
5. 社会ストックとフロー【維持管理の増大】
  今後さらに増加すると想定される維持管理の重要性
  アセットマネジメント
維持管理の重要性について自分の考えをまとめてくる 20minutes
講義ノートをダウンロードして目を通してくる 20minutes
6. 外部講師による講演(1)
 道路舗装関連の維持管理
講義ノートをダウンロードして目を通してくる 20minutes
0minutes
7. 外部講師による講演(2)
 建設会社の維持管理
講義ノートをダウンロードして目を通してくる 20minutes
8. 外部講師による講演(3)
 専門業者(メーカー)による維持管理
講義ノートをダウンロードして目を通してくる 20minutes
9. 外部講師による講演(4)
 地方自治体による維持管理
講義ノートをダウンロードして目を通してくる 20minutes
10. 環境負荷低減技術
  土木と環境問題について
海外戦略と展望
  今後のフィールドとして考えられる海外事業への展望
海外事業についての自分なりの考えをまとめてくる 30minutes
社会問題化されている環境問題について新聞や雑誌の記事を読んでくる 30minutes
11. 非破壊検査
  非破壊検査の現状と分類
  機材のデモンストレーションとともに
補修・補強
  実際に行われている補修技術の紹介
講義ノートをダウンロードして目を通してくる 20minutes
12. 将来戦略に向けたディスカッション
  個別の班に分かれてディスカッション
ディスカッションするために案を考える 20minutes
これまでの講義を復習し、激動の時代を通して将来、建設がどのようにしていくかを自分なりに考えてくる 60minutes
13. 将来戦略に向けたディスカッションの発表(1)
  班毎のプレゼンテーションにより、学生の考えの共有化
前回のディスカッションをまとめて、発表できるようにする 60minutes
14. 将来戦略に向けたディスカッションの発表(2)
  班毎のプレゼンテーションにより、学生の考えの共有化
前回のディスカッションをまとめて、発表できるようにする 60minutes
Total. - - 540minutes
Feedback on exams, assignments, etc.
ways of feedback specific contents about "Other"
Feedback in outside of the class (ScombZ, mail, etc.)
Textbooks and reference materials
講義ノート
講義内で紹介する書籍
Prerequisites
土木構造物概論、マテリアルデザイン、土木材料実験を履修していることが望ましい。
Office hours and How to contact professors for questions
  • 月〜金の9:00-17:00:豊洲09R32
Regionally-oriented
Regionally-oriented course
Development of social and professional independence
  • Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
  • Course that cultivates a basic interpersonal skills
  • Course that cultivates a basic problem-solving skills
Active-learning course
More than one class is interactive
Course by professor with work experience
Work experience Work experience and relevance to the course content if applicable
Applicable 担当教員はセメント会社での実務経験を活かして講義する。
実際を理解させるために、実際に働いている外部講師を招聘して講義をしてもらう。
Education related SDGs:the Sustainable Development Goals
  • 9.INDUSTRY, INNOVATION AND INFRASTRUCTURE
  • 11.SUSTAINABLE CITIES AND COMMUNITIES
  • 12.RESPONSIBLE CONSUMPTION & PRODUCTION
Last modified : Sat Mar 08 04:22:41 JST 2025