科目情報
R1231200
環境システム総論 / Architecture and Environmental Systems
教授 市川 学
教授 石川 裕次
教授 磐田 朋子
教授 澤田 英行 この授業の2019年度のアンケートを参照
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教授 鈴木 俊治
教授 長谷川 浩志
教授 増田 幸宏
教授 松下 希和
准教授 持永 大
授業の概要
 本授業は、建築デザイン、都市・地域プランニング、環境システムの3つの分野を横断的・複合的に学ぶ、アクティブ・ラーニングを含む講義科目である。身のまわりの施設や住宅、まち、地域、さらに国土や地球規模の「環境」を対象に、建築や都市といった人間活動をシステムとして統合的に捉え、地域の問題を考え、課題を抽出し、その解決策を提示するための知識・方法・技術について総合的に学修するとともに、自己分析や自己PR、模擬面接などのキャリアデザインを行う。
 1、2年次までに修得した各分野の専門科目のまとめ及びアドバンスとして位置付け、3年後期の「環境システム応用演習A」「環境システム応用演習B」、さらには4年次の総合研究実践への契機とするものである。
 建築士試験指定科目⑩「その他」に該当する。
授業の目的
 本授業の目的は、既存の枠組みにとらわれない、異なる価値観・知識・技術を持つ人々との協働活動のあり方や、地域課題を解決するための知識・方法・技術としての発想技法・システムズアプローチ・モデル化・フィールドワークなどの手法、および職業・職能意識を背景としたジェネリックスキル(社会人基礎力)について理解し修得するものである。
達成目標と学修・教育到達目標との対応

達成目標 学修・教育到達目標との対応
1. 自らの進路(希望する職業・職能)について、社会や地域の問題、社会貢献意識に関連付けて、論理的、具体的に説明できる
A-1
,
A-2
,
I
2. 地域課題を解決するための知識・方法・技術の事例について理解し、自らの文章で具体的、客観的に記述できる
G-1
,
I
3. 自らが考えた地域課題の解決策について第三者にわかりやすく、具体的、客観的に記述できる
H-1
,
A-2
,
I
4. 国連および学科独自のSDGsについて理解し、専門分野との関連を説明できる
G-1
,
A-2
,
I
達成目標との対応・割合

ミニテスト レポート ブレーンストーミング アテンダンス 合計
1. 20% 5% 5% 30%
2. 20% 5% 5% 30%
3. 10% 10% 20%
4. 10% 10% 20%
合計 40% 20% 30% 10% -
授業で使用する言語
日本語
授業計画

授業計画 授業時間外課題(予習および復習を含む) 必要学習時間
1. ガイダンス
「国際社会および地域が抱える課題とニーズ」
「地域課題を解決するためのジェネリックスキル」とワークシート1
教科書の通読と授業方針の理解 190分
2. 講義(1)「問題解決型システムズアプローチ」と小テスト 教科書の熟読と疑問点・意見の整理 190分
3. 講義(2)「建築デジタルデザインの手法」と小テスト 教科書の熟読と疑問点・意見の整理 190分
4. 講義(3)「建築と環境」と小テスト 教科書の熟読と疑問点・意見の整理 190分
5. 講義(4)「建築構造と耐震診断」と小テスト 教科書の熟読と疑問点・意見の整理 190分
6. 特別講義「社会での働き方、職業の選び方」 配布テキストの熟読と疑問点・意見の整理、レポート1作成 190分
7. 講義(5)「環境基盤の調査・計測の手法」と小テスト 教科書の熟読と疑問点・意見の整理 190分
8. 講義(6)「市民参加と都市環境デザインパートナーシップと環境教育」と小テスト 教科書の熟読と疑問点・意見の整理 190分
9. 講義(7)「市民参加と都市環境デザイン」と小テスト 教科書の熟読と疑問点・意見の整理 190分
10. 講義(8)「パートナーシップと環境教育」と小テスト 配布テキストの熟読と疑問点・意見の整理 190分
11. 実習(1)学科・自分の強みを活かした自己PR書の作成 配布テキストの熟読と疑問点・意見の整理 190分
12. 実習(2)SDGsの視点から授業科目を分析する 教科書の熟読と疑問点・意見の整理 190分
13. 実習(3)SDGsに関する1年生への学習アドバイス 配布テキストの熟読と疑問点・意見の整理、ワークシート4作成 190分
14. 実習(4)自己PRの模擬面接 各自のワークシート4を基に模擬面接を実施、レポート2作成 190分
合計 - - 2660分
評価方法と基準
成績評価は以下の割合で総合的に評価する
・講義8回分の小テストの平均点:40%
・全体討議2回分レポート採点:20%
・ワークシート4回分:30%
・出席状況:10% ※5回欠席で「D」となるので注意
上記すべての課題を期限通り提出し、かつ欠席4回以下とすることで合格点「60点(100点換算)」とする。
試験・課題等のフィードバック
フィードバック方法 「その他」の具体的内容
授業内でフィードバックを行います。
教科書・参考書
教科書:『都市をつくりかえるしくみ』彰国社
履修登録前の準備
教科書『都市をつくりかえるしくみ』を熟読し、質問事項と自らの意見をまとめる。
演習科目「環境システム応用演習A」「環境システム応用演習B」との密接な関連あり。本授業と併せて受講しなければならない。
オフィスアワー、質問・相談の方法
  • 毎週月曜日12:45〜13:00もしくはメールで対応。
  • 面談が必要な場合はメールにて担当教員とスケジュールを調整すること。
地域志向
地域志向授業科目
社会的・職業的自立力の育成
  • 知識活用力を育成する科目
  • 対人基礎力を育成する科目
  • 対自己基礎力を育成する科目
  • 対課題基礎力を育成する科目
アクティブ・ラーニング科目
能動的な学修への参加を取り入れた授業が1コマ分以上
実務経験のある教員による授業科目
実務経験 具体的内容
該当する 建築設計、構造設計、環境・設備設計、都市環境デザイン、地域安全、環境政策、環境エネルギー、社会シミュレーションに従事してきた教員陣がその経験を生かし、地域・社会の課題解決に必要とされる建築・まちづくりに向けた、心構え、設計手法、環境創生技術、横断的問題解決の方法を教授する。
SDGs(持続可能な開発目標)関連項目
  • 1.貧困をなくそう
  • 2.飢餓をゼロに
  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 5.ジェンダー平等を実現しよう
  • 6.安全な水とトイレを世界中に
  • 7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 8.働きがいも経済成長も
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 10.人や国の不平等をなくそう
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 12.つくる責任 使う責任
  • 13.気候変動に具体的な対策を
  • 14.海の豊かさを守ろう
  • 15.陸の豊かさも守ろう
  • 16.平和と公正を全ての人に
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう
最終更新 : Fri Jun 28 16:44:57 JST 2024