Course title
S0025000,S00250021
Exercise in Basic Architectural Design 2

KANISAWA Hirotake

AZEGAMI Junpei

KISHIMOTO Ko

TAGUCHI Ryuichi
and more...

FUJITA Jo

MURAKAMI Junji
Course description
建築の設計は、意匠、構造、設備が分業化され、また、実際につくる(施工)するのは別の組織で、それが専門職種毎に細かく分業化されているのが特徴であり、これら多くの組織間の意思疎通は図面によりなされるのが基本である。よって、共通言語とも言える図面のルールや表現方法を正しく理解していることは重要である。本演習は、住宅規模の建築を題材に、基本となるプランと立面から始め、断面や構造を計画し、それらを適切に表現するための製図法の基本を学ぶことを目的としたものである。
Purpose of class
建築設計図書が建築設計、建築生産において有している目的、意義について、製図を実践することにより学修する。
Goals and objectives

Goals and objectives Course Outcomes
1. 図面表現のルールを理解し、実践することができる。
4.
2. 空間の表現方法と作図手順を理解すし、実践することができる。
4.
3. 寸法モジュールや寸法の押さえ方を理解し、図面として適切に表現することができる。
4.
4. 部材の構成と各々の名称、役割を理解し、図面として適切に表現することができる。
4.
5. 木造建築の架構を理解した上で小住宅の計画を適切におこなうことができる。
4.
Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'

授業内課題 モデルプラン模型 最終課題 最終課題模型 Total.
1. 7% 2% 7% 4% 20%
2. 7% 2% 7% 4% 20%
3. 7% 2% 7% 4% 20%
4. 7% 2% 7% 4% 20%
5. 7% 2% 7% 4% 20%
Total. 35% 10% 35% 20% -
Language
Japanese
Class schedule

Class schedule HW assignments (Including preparation and review of the class.) Amount of Time Required
1. モデルプランの演習1
配置図・平面図
3×4間の小住宅のモデルプランについて、通芯から始める製図をフリーハンドでおこなう。まずは、敷地と配置、1階平面図を描く。
2階平面図については宿題での課題となるが、フリーハンドで描きながら、1階と2階の関係、番付の方法、数字や文字のレタリング手法について学ぶ。
演習課題の完成 120分
2階平面図 240分
2. モデルプランの演習2
アイソメ図による木造軸組の理解
モデル住宅の軸組のアイソメ図をフリーハンドで描きながら、1階と2階の関係、軸組の構成、架構、高さ方向の寸法について理解する。
演習課題の完成 150分
3. モデルプランの演習3
伏図の理解1
1階の床組および基礎について伏図を描く。前週のアイソメ図や教材のを参照して、単にコピーするのではなく、軸組を理解しながら描く。
演習課題の完成 150分
4. モデルプランの演習4
伏図の理解2
前週に引き続き、2階の床組および軸組住宅の屋根について学び、2階床伏図および小屋伏図を描く。
演習課題の完成 150分
5. モデルプランの演習5
軸組図の理解
筋かいの方向、配置について学びながら軸組に関する理解を深め軸組図を描く。
演習課題の完成 150分
6. 課題住宅のエスキース1
平面図1
配布資料に提示された数種類の構面計画に基づいて、まずは、階段の位置を決め、玄関、風呂、大空間と成リビングの配置を計画する。これらプロセスのトライアンドエラーを繰り返しながらプランをつくり込む。
宿題として、数種類の平面図を作成し、次週の授業内でチェックを受ける準備をする。
複数の平面図の検討 240分
7. 課題住宅のエスキース2
平面図2
構面計画の観点からチェック。チェックを受けたら、柱の位置、梁上耐力壁等を考慮しながら平面図を修正する。
ここで仮確定した平面図に基づき、次週の授業内でチェックを受けるための伏図を検討してくることを宿題とする。特に2階床伏図をしっかりと検討してくる。
2階床伏図を中心とした伏図の検討 240分
8. 課題住宅のエスキース3
伏図のチェック
2階床伏図を中心にチェックを受ける。梁せい、梁の勝ち負け、フローリングの向きと根太、床梁の方向が主な検討項目となる。チェックを受けたら、問題を修正し、小屋伏図の検討を開始する。
小屋伏図の検討 180分
9. 課題住宅のエスキース4
小屋伏図のチェックを受け、全体の伏図を確定する。伏図が確定したら、立面と軸組図の検討を開始する(東西南北の4面全て)。
立面と軸組図の検討 180分
10. 課題住宅のエスキース5
立面と軸組(筋違)のチェックを受ける。軸組図で力の流れやバランスを検討し、開口部などを修正する。それに基づき、平面図も修正して完成度を高める。
軸組図を含めた全図面の完成 200分
11. 課題住宅のエスキース6
平面図、伏図、軸組図全ての確認。図面間に矛盾がないことが確認できたら、清書を開始する。
配置図・平面図の清書 300分
12. 最終課題の提出と採点1
配置図・平面図を提出。採点を待つ間に、次の課題である伏図の清書を開始する。
採点が終了したら、優秀作品を中心に講評をおこなう。
伏図の清書、立面・軸組・断面図の清書 300分
13. 最終課題の提出と採点2
伏図、立面・軸組・断面図の採点。採点を待つ間は、次の提出課題である軸組図を制作する。
採点が完了したら、優秀作品を中心に講評をおこなう。
軸組模型の制作 600分
14. 最終課題の提出と採点3
軸組模型の提出と採点。
模型の採点が完了したら、まず、模型に関する講評をおこない、続いて全体の講評をおこなう。
授業全体の振り返り 120分
Total. - - 3320分
Evaluation method and criteria
以下の配分で授業内課題、エスキース、最終課題を満点を100点として採点し、60点以上を合格とする。
60点は、建築士試験における木造建築に関わる製図課題の合格、木造住宅建築の建築確認申請における添付図書を作図するための最低限の水準をクリアするものとして設定している。
モデルプランの演習(フリーハンド)+エスキース:40点
モデルプラン模型(スチレンボード模型):10点
最終課題(図面):25点
軸組模型(最終課題模型):25点
Feedback on exams, assignments, etc.
ways of feedback specific contents about "Other"
Feedback in the class
Textbooks and reference materials
オリジナルテキストを使用する。
資料された資料は製本して使用すること。
Prerequisites
レタリングと図学の基礎をしっかりと理解しておくこと。
Office hours and How to contact professors for questions
  • 毎週火曜日の昼休み。その他の曜日を希望の場合は事前にメール連絡のこと。
Regionally-oriented
Regional Cooperation PBL
Development of social and professional independence
  • Course that cultivates a basic problem-solving skills
  • Course that cultivates a basic self-management skills
Active-learning course
Most classes are interactive
Course by professor with work experience
Work experience Work experience and relevance to the course content if applicable
Applicable 授業を担当する非常勤教員は全て現役の実務者であり、木造住宅設計の第一人者である。
Education related SDGs:the Sustainable Development Goals
  • 7.AFFORDABLE AND CLEAN ENERGY
  • 9.INDUSTRY, INNOVATION AND INFRASTRUCTURE
  • 11.SUSTAINABLE CITIES AND COMMUNITIES
  • 12.RESPONSIBLE CONSUMPTION & PRODUCTION
  • 13.CLIMATE ACTION
  • 15.LIFE ON LAND
Last modified : Sun Mar 09 04:07:04 JST 2025