6M000200

システム工学特別演習
/
Exercises in Systems Engineering
履修者が抱えている研究テーマもしくはその周辺課題のうち,期間内で実施できる内容をチームリーダ,もしくはサブリーダとして具体化し,プロジェクトチームを立ち上げる.このチームのメンバーは,システム工学演習Cの学生とする.履修者は,システム工学特論にて学んでいる「システム思考」,「システム手法」,「システムマネジメント」の考え方や技術を踏まえて,実際の課題に適用する.この演習を通じて,実体験させ,総合的問題解決能力を身につけさせる.なお,プロジェクトの運用は一任されるが,隔週毎に教員全員に対してデザインレビューを実施することで,プロジェクトの妥当性を確認する.プロジェクト毎に複数の教員をわりあて、毎回の演習時間中に全員で指導を行う.
「システム思考」,「システム手法」,「システムマネジメント」の考え方や技術を踏まえて,実課題に対する問題解決を行い,総合的問題解決能力を身につける
- プロジェクトを通じて,プロジェクト運営の難しさを体験できる.
- デザインレビューを通じて,レビューのための資料作成技術,プレゼンテーション技術を理解できる.
- 計画書の作成技術を理解できる.
|
デザインレビュー |
最終発表 |
グループ内評価 |
合計 |
1. |
6% |
7% |
33% |
46% |
2. |
20% |
20% |
|
40% |
3. |
7% |
7% |
|
14% |
合計 |
33% |
34% |
33% |
- |
|
授業計画 |
授業時間外課題(予習および復習を含む) |
必要学習時間 |
1. |
演習プロセスの説明.仮チーム編成.プロジェクト課題の設定 |
シラバスを読む.課題案をまとめておく |
190分 |
2. |
チーム結成,要求分析・定義(目的,現状,ニーズ)(チーム単位) |
課題に対する目的,現状,ニーズなどを整理しておく |
190分 |
3. |
課題に対する目標(ゴール)設定と予算計画 |
ゴール(目標)について取りまとめ,予算計画をする |
190分 |
4. |
システム計画と予算計画に対する第1回デザインレビュー |
DR結果の整理 |
190分 |
5. |
デザインレビュー結果の反映と予算計画の再作成(チーム単位) |
DR結果を要求や目標,予算計画に反映する |
190分 |
6. |
評価に対する計画(チーム単位) |
評価計画を整理する |
190分 |
7. |
計画に基づく活動(調査,デザイン,モデリング) |
作業結果のドキュメント化 |
190分 |
8. |
活動内容に対する中間チェック,第2回デザインレビュー |
DR結果の整理 |
190分 |
9. |
デザインレビュー結果の反映と計画に基づく活動(分析,シミュレーション,プロトタイプの製作)(チーム単位) |
作業結果のドキュメント化 |
190分 |
10. |
計画に基づく活動(分析,シミュレーション,プロトタイプの製作)(チーム単位) |
作業結果のドキュメント化 |
190分 |
11. |
計画に基づく活動(実施結果に基づく改善)(チーム単位) |
作業結果のドキュメント化 |
190分 |
12. |
成果物の評価と妥当性確認,プレゼンテーション資料作成(チーム単位) |
DR資料の作成 |
190分 |
13. |
プロジェクトの最終報告会,第4回デザインレビュー |
DR結果の整理 |
190分 |
14. |
最終報告書の作成(チーム単位) |
最終報告を踏まえた事後レビューの作成 |
190分 |
合計 |
- |
- |
2660分 |
取り組み姿勢 (グループ内相互評価)(33%),デザインレビュー(33%),最終発表の結果(34%)より総合的に評価する.この評価は,配布したルーブリックに従い,3点をもって60%.
フィードバック方法 |
「その他」の具体的内容 |
授業内でフィードバックを行います。 |
|
システム工学特論の資料,プロジェクトに関連する研究資料
自身の総合研究,卒業研究,課題として取り上げたい内容を整理,発表できるようにすること.
- 知識活用力を育成する科目
- 対人基礎力を育成する科目
- 対自己基礎力を育成する科目
- 対課題基礎力を育成する科目
実務経験 |
具体的内容 |
該当する |
科学技術システムのエンジニアリングおよびコンサルティング・ソリューション企業や通信会社等の10年以上の実務経験を有する.そこでのモノづくりメーカーや研究機関の調査研究,システム開発での各種解析技術,システムデザイン技術,AI技術などの経験とニーズにもとづく授業計画,コメント,評価を実施する. |
- 4.質の高い教育をみんなに
- 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
最終更新 : Fri May 16 04:04:13 JST 2025