Teaching Method of Mathematics 1

本講義では、中学校及び高等学校学習指導要領の内容を踏まえて、数学の目標、科目編成と履修、科目の内容、および評価の観点などについて概説する。小学校・中学校・高等学校・大学の算数・数学教育を俯瞰し、年間授業計画案の作成、学習指導案の作成、模擬授業、評価方法を実習形式で学ぶ機会を提供する。本講義を通して数学科指導の基礎を培い、中学校及び高等学校数学教師としての専門性向上を図る。また数学教育に関する様々な指導法の理解を深める機会も提供する。

・中学校および高等学校における数学教育の現状を把握することができる。
・「中学校学習指導要領」，「高等学校学習指導要領」で示されている「数学的活動」「言語活動の充実」を経験・考察し、その観点から教材研究・授業構成・評価について考察することができる。
・数学的な見方や考え方について，理解し，具体例を持って説明することができる。
・数学教師に必要とされる基礎的な知識・技術・考え方を身につけられる。
・「数学の世界」を魅力的に中学生，高校生に語れるようになる。

1. 学生が，「中学校学習指導要領（数学編）」「高等学校学習指導要領（数学編）」で示されている「数学的活動」「言語活動の充実」を経験・考察し、その観点から教材研究・授業構成・評価について考察することができる．
2. 学生が，特に代数指導を中心に、数学教師に必要とされる小・中・高校までの数学的知識・技能および繋がりを系統立てて理解することができ、さらにその指導技術を身につけることができる．学修指導案を作成することができる．
3. 学生が，特に幾何指導を中心に、数学教師に必要とされる小・中・高校までの数学的知識・技能および繋がりを系統立てて理解することができ、さらにその指導技術を身につけることができる．
4. 学生が，ICTの活用について理解できる．
5. 学生が，図形教育について理解できる．

Japanese

総合点60点以上を合格とする。
教材研究20%、学習指導案の作成20%，指導技術についての理解20%，ICTの活用20%，図形教育の理解20%
（60点：本講義において必要最低限の知識が修得できているとみなされるライン）

1. 中学校学習指導要領解説 数学編　日本文教出版
2. 高等学校学習指導要領解説 数学編理数編　学校図書
3. 中学校検定教科書、高等学校検定教科書
4. 推薦する参考書
等は最初の授業で指示する。

Word、Excelを使用できるようにしておくこと。LaTeX、Cinderellaが使用できることも推奨する。

【授業の実施方法】
対面で実施予定である。

（附）大学からZoomを使った授業を指示される場合があります。その際は，Zoomによる配信授業の日時等は，Scombを通じて周知します。

• 荻原文弘
  事前にe-mailで連絡してください。
• 島上直人
  水曜日18:40〜19:30，事前にe-mailで連絡してください。

Non-regionally-oriented course

• Non-social and professional independence development course
• Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
• Course that cultivates a basic problem-solving skills
• Course that cultivates a basic interpersonal skills

Most classes are interactive

• 4.QUALITY EDUCATION